【感想・ネタバレ】英雄伝説のレビュー

あらすじ

広告代理店の社員佐伯は大手製薬会社に烈な売り込みをはかり、会長に面会する機会を得た。ところが、同席した老人が突然暴漢に射殺された。この事件をひた隠しに隠そうとする製薬会社、そして沈黙を条件に広告契約をまとめようとする佐伯の周辺に相次ぐ殺人。すべてはこの製薬会社が新しく開発を始めた薬品に関係しているらしい。しかもその背後には、古代の神社群が影絵のように浮かびあがるのだが……。

カバーイラスト/杉本一文

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Posted by ブクログ

久々の再読。
高度成長期の話で、モーレツ社員とかソ連という言葉が出てくるのが時代を感じる。
でもやはり面白い。社運をかけた仕事に打ち込んでいる広告マンが殺人事件に巻き込まれたことから、どんどん非日常の世界に引き込まれて、話がSF的になってゆく。まさに伝奇SF。
初読はたぶん高校生の時でもうストーリーはほとんど忘れていたが、紹子さんの料理のエピソードは印象深かったとみえて鮮明に覚えていた。こわい。

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2016年01月09日

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