あらすじ
【映画化決定!2024年夏全国公開。監督 白石晃士】
祓ったくらいじゃ、すませない。
マイホームでの幸せも束の間、父、母、祖父、姉、弟…
次々と家族が死んでいった神木家。
悲劇を引き起こしたのは、この家に棲む"少女の霊"だった。
残された少年と老婆の、"霊"への逆襲が始まる──。
※「サユリ 完全版」をお求めになった方は、作品内容が重複する箇所がございますので、ご注意下さい。
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Posted by ブクログ
5読目くらい。
モヤッとしてる時とかに読むとモチベーションが上がる。
下手な自己啓発書なんかよりずっと、ばあちゃんの言葉が心に響くぜ。
Posted by ブクログ
一軒家に越したとある家族が、その家での悲劇の呪いによって、次々と変死を遂げていくというホラー作品。一見すると可愛らしくもみえる絵柄が、胸糞の悪さを倍増させます。
しかし、一般的な作品と同様にただ不条理な死を受け入れるだけかと思いきや、この作品は2巻がすごい!
ボケ始めていたおばあちゃんが覚醒し、主人公の則雄を諭し、勇気づける。そしてなんと、生命力を強くすることで霊に対抗しようとします。最後には霊に対して揺すりまで(´д`)
「許さん 甘えは聞かんぞ 食べて命を濃くせんとワシャ許さん」
「家はなるたけ綺麗にしろ則雄 内である事は外でもある 内を良くすりゃ外も良くなるこった」
「奴がワシらに手が出せんのは命の濃さに気圧されてるからじゃ」
おばあちゃんが吐くなんと力強い言葉の数々に、後味もスッキリの怪作です。
Posted by ブクログ
あの絶望的な状況から意外とあっさり・・・って感じ。
でもこっちの路線もミスミソウっぽくなくていいかなと思った。
悲惨じゃなくて爽快感があってよかった。
静かなホラーかと思ったら後半に
絵が怖いから最初からヤバい一家がでてくるのかと思いましたが、暖かい仲良し家族でしたね。空間や部屋だけ描いた静かなコマがいい空気感と間を演出してました。
理不尽な殺人だが、上品なホラーという感じ。
突然「あなたの家何かみえる」と言い出す典型的な霊感少女がでてきて何か解決してくれるのかと思ったら違った。可愛い5年生まで亡くなるとは。犯人も後半で突然でてきますが、引きこもりの風評被害かなとも思いました。
後半、ばあちゃんどうしたのでしょう。えらく超人だったのですね。