あらすじ
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コンピュータの中で生息するデジタル生命体。彼らは集団の中で学習し、協調したり進化することができます。本書は、人工生命研究の基本を知るエピソードを紹介しながら、デジタル生命体を使って人類最大の謎「心」の秘密に迫る過程を描きます。
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Posted by ブクログ
科学の専門知識がなくても十分楽しめる内容でした。
昨今話題の生成AIに人工生命の創発性を組み合わせれば彼等が自我を獲得する未来も大幅に近づきそうです。いや、もしかしたらもうとっくにその試みは始まっているのかも
創発性
人工生命ティエラ
自己複製プログラムに人為的に突然変異を起こす 想定外
進化プロセスはDNAで表された情報に基づいて起ころうと、電位差で表された0.1の情報に基づいて起ころうと、それに依存しないのであるから、デジタル生命で起こっている進化には、生物で起こる進化に関する予測可能性があるのだ
クリスラングトン「生命の本質が物質でなく状態変化の情報プロセスそのものにあるのではないか」
生命の本質と自我
人工生命と人工知能
どちらが自我を確立するか
融合→どのように?
人助けをしてしまう理由→環境要因?
マルチレベル選択 お人好し集団のわがまま>お人好し集団のお人好し>わがまま集団のわがまま>わがまま集団のお人好し
生命の本質→適応能力
進化と学習
感情→環境への適応機能。変化した環境に迅速に適応
Posted by ブクログ
<アリのフェロモン>
場所と時間の2情報
<バイオモルフ>
遺伝的アルゴリズムの応用としての対話型進化計算
<デジタル生命ティエラ>
創発を備えたデジタル生命
機械語+遺伝的アルゴリズム
アヴィーダ
<利他的行動>
最終的に利己的行動であるとすれば進化の説明になる
→血縁選択説/互恵主義説/マルチレベル選択説
<学習と進化>
適応度地形
ボールドウィン効果
<感情>
モジュレータ:外在性、活性度、正確さ、集中度
<心>
ダニエル・デネット:進化の4段階
ダーウィン型→スキナ―型→ポパー型→グレゴリー型
デビット・プレマック:再帰的推測
進化ロボティクス