あらすじ
「どうしてわかってくれないの!?」
「言ってくれなきゃわかんないよ!」
わかり合えない男女のコミュニケーションを「まろやか」にする魔法のフレーズ37!
鈍感で察しが悪くて、理屈っぽくて、上下関係が大好きで、なめられたくないのが、男。
よく気がまわり、感情的で、感覚的で、言わなくてもわかってほしいのが、女。
「男と女は異星人」と言ってもいいほど、違います。
異星人ですから、話す言葉も当然違います。
「同じ人間なんだからわかるはず」「日本人同士だから伝わるはず」。
この思い込みが、男女のコミュニケーションのすれ違いを生むのです。
本書では、男女の違いとその理由を解き明かしつつ、そんな“異星人”とどうコミュニケーションしていくべきかを、「基礎編」「恋愛/セックス編」「結婚/家庭編」「仕事編」の4つの場面に分け解説します。37のそれぞれのシーンには、「ひとくち男女語会話」として、“異星人”にも通じる魔法のフレーズが掲載されています。
職場で、家庭で、恋愛で、異性とのコミュニケーションが明日から変わる!“使える”1冊です。
<こんな人におすすめです!>
□恋人に対して「なんでそんなこと言うの!?」と思うことが多い
□「女ってわかんない」「男ってどうしようもない」と思ったことがある
□夫婦の会話が少なくなってきた
□職場の女性社員の扱いがわからない
□女子会や男同士の飲み会などの同性が集まる場が苦手
<あなたのコミュニケーションは、男タイプ? 女タイプ? チェックリスト付き>
本書でいう「男」「女」は、性別的なものではありません。コミュニケーション上のカテゴリとして、「男性的な感じ方・考え方・話し方・伝え方」をする人を「男」、「女性的な感じ方・考え方・話し方・伝え方」をする人を「女」、と分類しています。ですから、性別的には女性だけど考え方やコミュニケーションは男性的、という人もいるでしょう。そんな人は、女友達との集団行動やおしゃべりが苦手だったり、男友達といるほうが居心地がよかったりしたのではないでしょうか。
あなたのコミュニケーションタイプは、「男」でしょうか? 「女」でしょうか? 本書のチェックリストで、ぜひ確認してみてください。
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Posted by ブクログ
『男女』の違いを一般的な言葉で分けて書かれている本。
しかし、読み進めると性別による分類ではなく『自分とは違う考え方・コミュニケーションを取る人との関わり方・話し方』として読むべき本だと気づきます。
現代では『男だから』『女だから』という言葉は減ってきてはいますが、それでもなお固定概念として分類分けする上で性別を一つの指標として言われることはまだ多いです。
これからの社会では、性別ではなく『自分とは異なる考え方』を持つ人との関わり方を自分で認識し、どのように接していくかを考えて生きていくべきだと考えさせられました。
『恋愛』『結婚』『仕事』と、大人になってからのライフステージのほぼ全ての部分で細かく項目を分けられているのもとても読みやすかったです。
定期的に読み返して、他者との関わり方を学んでいきたい書籍でした。