あらすじ
【SD名作セレクション(テキスト版)】選定者。それはこの世界に墜ちた神や悪魔をその身に宿し、力を行使する者。『王冠』の少女たちを虜にしてきた“魅惑”の力を手放したアキトは、ルヴィに真実を告げた。自らの感情を否定され、絶望するルヴィに本当の想いを伝えようとしたアキトだったが、それが果たされることはなかった。彼はルヴィをかばい、命を落としてしまう。アキトの死によって、全てを憎悪したルヴィは“天敵”の真の力を発現し、世界は滅びを迎えようとしていた。彩姫の“叡智”すら及ばぬ事態は“破滅”の『王冠』ラースが望むように、全てを終わらせてしまうのか!? 荘厳なる恋と戦いの物語はここに最終幕を迎える。愛よ、君のもとへと届け。※この商品にはイラストが収録されていません。
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Posted by ブクログ
アキトの死によって力を暴走させ、世界を破滅に導こうとするルヴィ。それは、破滅の力を持ったラースの企んだことだった。破滅の力とは、世界中を落ち度、欠陥、潜んでいる危険に気づけないという状態になるようにさせるもので、何年もかけて種を播いてきた。父親との確執からかと思わせながらも、なんの意図もなくそれをやっているようなとんでもないやつなのだ。しかし、最後はちゃんといい風に終わらせてくれるところが、青春モノって感じだなあ。