あらすじ
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1986年4月26日に起きた、チェルノブイリ原子力発電所の恐ろしい事故。このスペイン発のグラフィック・ノヴェル(漫画)は、住みなれた土地を突然に追われ、あるいは愛した土地に留まった〈家族3世代の物語〉を描いている。論争にもセンセーショナリズムにも陥ることなく、かの土地に生きた人々が「心」に抱いた情景が浮かび上がる。チェルノブイリは決して「遠く」の出来事ではない。漫画・物語が持つ力を通じて、本書はそのことを強く訴えかけている。原書はスペインで2011年4月に刊行され、El Mundoなど国内主要紙でも紹介。
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Posted by ブクログ
恥ずかしながらチェルノブイリはロシアだと思っていた。
漫画にて 当時そこにいた家族と そこに戻った家族と その後そこを訪れた家族の話。
正直手塚治虫氏やちばてつや氏、また漫画の戦争シリーズを読んできたので 画力に関しては物足りなく感じてしまうかもしれないが
漫画という事で読みやすいので 多くの人が知るきっかけになればいいと思う。
今回のロシア侵攻による故郷を追われる現状も辛いが
当時、2、3日避難という事から 戻れなくなった住民たちの気持ち。。
ずっと閉鎖地区のイメージしか無かったので
当時は若いファミリー層も多いモデル街であったというのも驚いた。
日本出版は2012年。訳者管啓次郎氏の後書き 「この経験から何も学ばなかったのだ」