あらすじ
経済学のエッセンスを ビジネスシーンに活かす!
「知識」は検索できる時代、必要なのは「思考法」である。「プロジェクトを続けるべきか?」「この案件は誰に担当させるのか?」などビジネスで遭遇する様々なシチュエーションに、経済学は「思考法」として活用できる。話題のNHKラジオ番組のポイントをコンパクトにまとめた一冊。(オール2色)
第1講 まずは心構えから!何のために「経済学」を学ぶのか
第2講 分割して把握しよう!「MECE」「利益の基本方程式」
第3講 経済学の特徴を知ろう!「競争」「主観価値」
第4講 コストを知らなきゃ損をする!「機会費用」「サンクコスト」
第5講 競争は何をもたらすか?「競争の素晴らしさ」「成熟社会の競争」
第6講 ナンバー1でなければ意味がない!?「費用逓減産業」「自然独占」
第7講 危機はこうして起こる!「情報の非対称性」「失敗の本質」
第8講 勝負は相手の出方次第!「ゲーム理論」「価格差別」
第9講 データと数字に強くなる!「論理的思考」「統計的検証」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「凡人は、思考の『型』を身に付けることが大切」という姿勢には大賛成です。
全体的にわかりやすい本ですが、サンクコストについては、これまであまりわかりやすい説明を見たことがなかっただけに、ものすごくわかりやすく感じました。
経済学の本ではありますが、いろいろな気づきが得られましたし、期待以上の本でした。
Posted by ブクログ
ミクロ経済学の各種知見を、日常生活、仕事などあらゆる場面で、思考の「型」として用いることを提唱。
財について、富について、200年蓄積された経済学的な思考は、確かに広い汎用性をもっていると思われる。
メタ的に「考えるための考え方」としても、「時事を見極める方法」としても、さらに身につけたいものである。
第二弾、マクロ編が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
生活と紐付けて経済学の要素をサラっと紹介している感じ。
学ばなくても元々感じていた、身についていた…という箇所も感じた。
それでも新鮮な所が少しはあったので良いかな。
Posted by ブクログ
普段なんとなく感じていることが、明確に表現されていてわかりやすかった。自分にとっては、「自分が何を売っているのかを把握すること」というのが、特に今の自分には必要なことかと受け止めた。