【感想・ネタバレ】40歳から輝く男がしていること 人生後半をこうして充実させたいのレビュー

あらすじ

男にとって40代とは、どのような年代なのか。また、40代になってから輝く男とサビつく男がいるが、何が明暗を分けるのか。20代論から50代論まで多くのベストセラーを出版してきた著者は、こう語る。「40代は少々、中途半端な年代である。それでいて働き盛りだ。だが、人生80年の時代。それは、ちょうど折り返し地点でもある。サラリーマン生活だけで先行きを考えると、あと20年くらいだろう。たしかに、ここを大過なく過ごして、無事、定年を迎えるという手もある。しかし、どちらにしても、この年代で一度リセットして、『オレの人生、これでいいのか』と、真剣に考えてみる必要があるのではないだろうか」と。その際に著者は、(1)「柔軟」と言わせる感性、(2)「頼れる」と思わせる言動、(3)「カッコいい」と感じさせる佇まい――の3点の重要性を強調する。その具体例やヒントが豊富に散りばめられた、人生後半を充実させるための珠玉の37話。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目9箇所。本書のキャッチフレーズでもある、いかの3つのポイントだ、・「柔軟」と言わせる感性、・「頼れる」と思わせる言動、・「カッコイイ」と感じさせる佇まい。40代のサラリーマンに「40歳までに、もっと頑張ればよかったという後悔の気持ちはあるか?」と尋ねたアンケート調査がある、58%の人が「後悔している」と答えていた、なかでも「何をしていれば好転したのか」という問いに向かい等が目立ったという。自慢話をしたがる人間は、・いま、第一線の仕事をしていない、・これから何か新しいことに挑戦する気構えがない、たぶんこれだろう。どんな不遇であっても、仕事があることを喜ぶ、40代男性は、まず「生き残ること」が肝要だ、そして、不遇のときこそ絶対に会社を辞めてはいけない、会社を辞めるときは自分の仕事が絶好調で、誰もがあなたを引き止めようとするとき――辞めるなら、そんなときこそチャンスなのである。いま、公も民も65歳まで定年を伸ばそうという議論がなされているが、プライドだけが先行して能力が追いつかない人間は淘汰されていくに違いない、役にも立たず、ただいばり散らして、組織にしがみつくような生き方だけは避けたいものだ。40代という、人生でもっとも充実した時期に、会社でも家庭でも「素の自分」を磨いたかどうかで、それからの人生の明暗が分かれるのだ。「ローマは一日にしてならず」、そのスタートは、40代でも早すぎることはない。将来が不安だからと、美味しいものも食べず、ステキな女性と恋もせず、いい映画も観ず、旅もしない、そして到達した将来に何が待っているというのだろうか。とにかく、何事につけても一生懸命がんばる、熱くなる、それが男を磨くのだ。

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2013年06月14日

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