あらすじ
携帯電話などの分厚い取扱説明書は、どうやって読めばいいか? 大量の資料から要点だけをすばやくつかみ、まとめるには? 一夜漬けで試験に臨んで高得点を取るには? インターネットの情報から、確かなものだけを収集するには? 本や雑誌から自分が必要とする情報をいかにして得るか?情報の洪水の中で生き抜くには、効率よく本質を理解する技術が不可欠だ。「誰かに教えることを前提に情報収集」「仮説を立てて検証」「ニュースソースを確認し、曖昧な表現にだまされない」「ルールを発見し、記憶量を減らす」「頭の中で図表化して保存」などをマスターすれば、必要な情報だけを吸収でき、人前でも分かりやすく説明できる。日常生活・ビジネスで役立つ文章読解術・対話術から、資格・試験で成功するためのノウハウまで、今すぐ使えるテクニックを伝授! 「分かりやすい表現」などで好評を博した著者が贈る「要領のいい人」になるための知的情報術。
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Posted by ブクログ
理解する技術、と言いますが、これは誰にでもできる方法なのだろうか・・・?と、疑問に思う部分がありました。
例えば、難解な文章を理解するために、図式にして考えたり、自分の言葉に置き換えて考えるという手法がありましたが
それは、その難解な文章を理解することができた人でないとできないことなのではないでしょうか。
図式にするのは手間がかかりますし、置き換えはもっと難しいことだと思います。
役に立った部分は、
・情報は、誰かに伝えるという気持ちを持って収集する
(自分だけわかればいいということではなくなるので、理解しようという意欲がわく)
・情報は、なぜそうなるのかという論理性と共に覚えなければ記憶されない
(ポケモンで言うと、水タイプはほのおタイプに強い。
これだけだと覚えにくいが、水タイプは火を消せるので、ほのおタイプに強いという理由と一緒に覚えれば記憶にとどまりやすい)
・情報は、ウエイトの強い20%の情報を理解すれば全体の80%は理解できる。
(本当か?と思うところはありますが、英単語何万語もあるけど、そのうちの2000語程度覚えれば何とかなると書かれていたので、少し信用してみたくなりました)
この本を読み、今すぐ実践してみようという内容はあまりなかったというのが正直なところなのですが
物事を理論的に覚えることは、意識してみたいと思いました。