あらすじ
身体が人の手のひらに乗るほどしかない兵九郎は月の光の下では人並みの大きさになれる。それゆえに祟りの子と噂されてきた。兵九郎は噂を覆すべく里を出て都にのぼり、京の貴族・琴平の守護役となることに成功した。琴平を踏み台に出世をもくろむ兵九郎だったが、何かといい加減な琴平に不安を覚える。しかし、琴平はどうも喰えない感じのする男で…。
...続きを読む感情タグBEST3
可愛いく切なく暖かい
この作者さんのさらっとした絵柄もストーリー展開もすごく好きです。
それにしても兵九郎の服が素敵すぎる。
浴衣や振り袖だけでなく、これも時折でいいから現代でも身近に見れる衣装であるよう伝統を継承して欲しかった。
Posted by ブクログ
新説・一寸法師!BLでありながら歴史の知識も得られます。御伽噺らしく、ハッピーエンドなのがイイです。この方の描かれる時代物はどれも秀作ですよ!
Posted by ブクログ
すんげ真っ当な御伽草子モノ。
龍の子太郎とか日本の民話全集とか読んで育った私にはもろツボなんですけど(喜!
もろなシーンはないけど、500ミリペットボトルサイズの一寸法師・兵九郎が、主人・琴平の肩にちょこんと乗ってたりするだけで、それだけでじゅうっぶんエロいです。
Posted by ブクログ
おもしろかった! このひと無骨な絵かくから、なんかこういう時代のかくと、すごい味があっていいですよね……いや普段から味ありまくりですけど…。なんだかけなげなのがすごく切なくて、絵柄がそれをすごく引き立ててて、いい作家さんだな〜と毎回おもう