【感想・ネタバレ】霧の中の出会い 再会に乾杯 Ｉのレビュー

アネット・ブロードリック / 高山恵

スコットランドの村で治療師をするフィオナの家にある日の夜更け、アメリカ人らしき男性が訪れた。ここへはめったに人は訪ねてこないのに、何の用だろう。それに、彼はひどい咳をしている。今すぐ休ませないと、肺炎にかかってしまうわ。見知らぬ男性への興味は、体が弱っていてもなお伝わってくる強烈な男らしさのせいでいっそう駆りたてられた。フィオナが名乗ると、男性はいきなり彼女の手を取って言った。「きみこそ、ぼくが探し求めていた女性だ!」

[ブクログ · ★★★☆☆]

三つ子のお話、第一話。
ヒロインはヒーラー。ヒーローは探偵で人探しをしているときにヒロインと出会う。実はヒロインが探し人その人。
でも病気になってしまったので、ヒロインの看護を受け入れて調査は停滞してしまうんだけど。
ヒーローには悲しい過去があり、また人探しの依頼人は次の作品であるヒロインの姉妹だったりと結構話が盛りだくさん。
終わり方も「続く」的な感じで１作だけでは十分楽しめないかも。