【感想・ネタバレ】30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目8箇所。本当に「今にして思えば」であるのだが、これほど大きな取引を社員に任せきりで、連日のように痛飲して朝遅い出社をしていた私につけ入る隙がなかったのかと言われれば、何の言い訳もできない。私にとっての誇りとは、いったい何だったんだろう? 今まで私は、何を築いてきたというのか? 湯藤や前田、ほかにもこの乗用で残ってくれた社員たちに、私は何を目的に生きろと言えるのか? そもそも、この先に何がある? 人間、上り調子の時にはたくさんの人が寄ってくる、でも、苦しい時に支えてくれる人は多くない、人の真価は、苦しい時にこそ露わになるものである、真っ暗な岩穴の底で、私は自分の周囲で巻き起こるさまざまな人間模様を見つめていた、金では買えない貴重な体験をすることができたといえるだろう。サブプライム問題で事業に翳りが見え始めても、「杉本さんはすごい」などと甘い言葉で私を持ち上げたファンドの連中は、1株残らず売り抜けていた、でも、厳しい言葉で私を叱咤してくれた藤田さんは、私を信じ続けてくれていたのである。「何をやるかより、誰とやるか、です」「社員を幸せにしたい。ZOZOで働いてよかった、人生をこの会社に賭けたいと思ってほしいんだ」「エスグランドは僕のせいで潰れた。理由はその1つだけだ失敗から目を背けることなく、それを認めるからこそ未来が開ける」。

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2015年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上司に勧められて読んだ本。3時間程度で読む事が出来た。恥ずかしながら自分はエスグランドについて存じておらず、この本を通して初めて知った。本旨では無いがリーマンショックが与えた影響が自分の想像以上に大きかったのだと認識した。事業を創り上げ企業し、経営していく事の難しさを痛感した。

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2017年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

破綻したエスグラント社長の杉本宏之氏の一冊。
上場起業でありながらリーマンショックの影響を受け、転落していく会社の動きは手に取るように感じました。
甘い誘惑をする組織や返済を求める銀行に対抗する著者の姿、心境は凄いものと感じました。

本書の中であるサイバーエージェントの藤田氏の男気は凄く感動しました。
あと著者のスタートトゥデイでのスピーチや前澤さんの心意気も印象に残りました。

著者自身が諦めなかったこともあると思いますが、経験からの反省や経営者仲間からの叱咤激励も復活した要因のひとつであると感じました。
稀有な経験を経た著者が再度不動産の業界に戻ってきて足元を見ながらまた成長していく様子が最後に書かれていて民事再生から学んだこともしっかりと伝わってくる内容になってるなと感じました。
非常に常人にはない体験が書かれていたので凄く勉強になったと感じました。

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2014年09月18日

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