あらすじ
グーグル、アップル、アマゾン。圧倒的な意思決定のスピードは、どこから生まれてくるのか?処女作『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』から3年半、グーグル日本法人元社長がついに待望の2作目を刊行。オンライン広告ビジネスをコアにしているグーグルが、無人走行車に挑む。ハードウェアメーカーだったアップルが、ソフトウェアを強化し、直営の小売店舗網を広げる。ECの代表格であるアマゾンが、「ネットワーク外部性」を追求してビッグデータを集める。巨大なプラットフォーマーの出現によって、製造から流通、小売、はてはコンテンツ制作まで、あらゆる業界の勢力図が塗り替わろうとしている。彼らとは対照的に、日本企業の意思決定は遅い。過去の成功体験は捨てなさい――周囲を見渡せば、もはや時代遅れの常識や思考法、ビジネスモデルや組織スタイル。そうした古いしがらみを捨てるだけで、世界はまるで違って見えてくる。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
辻野さんの前著も読んでいるが、改めて心を打たれた。
内容については前著と若干重複する部分もあるが、個人的に特に印象に残ったのは『これからのこの時代に必要な素養』の1つとして述べられているストーリーテリング力である。
自分の一番足りないスキルだという自覚があるが、プレゼンで語る時はWHYからHOW、最後にWHATを説明するという論理は覚えておきたい。
Posted by ブクログ
良いところが散りばめられてる。
いい意味でダラダラと読んでしまう。
執筆の期間が長かったのか、重複する場面が度々あるので単発のコラムをまとめた印象を受けた。
題名がいい。Whyも語られてる。
Posted by ブクログ
群衆の叡智の活用は軸がしっかりしていてこそ
心の中にいつの間にかおりが溜まっていくため、自分という人間について、内観する時間をつくることが大切
プロは、何があっても平常心を保ち、本来の目的を見失わず、その目的を達成するためにいま自分がやるべきことを粛々とこなす
そしてすぐには結果がでなくても粘り強く物事に取り組む