【感想・ネタバレ】ピカソ思考のレビュー

あらすじ

哲学×ピカソ=ピカソ思考!?
天才画家パブロ・ピカソに学ぶ、クリエイティブに生きる方法を
『7日間で突然頭が良くなる本』などで知られる哲学者・小川仁志が
わかりやすく伝授!

『ゲルニカ』『アヴィニョンの娘たち』など、それまでの伝統的な西洋絵画に
革命をもたらした画期的な表現によって広く知られている天才画家、パブロ・ピカソ。
彼はつねに自己革新をつづけ、新しい表現を生み出し続ける美術界のイノベーターでした。
そんな彼の創作活動に、ソクラテスやニーチェらと同じ「哲学者」の姿を見出した哲学者・小川仁志はピカソの思想を哲学的な観点から分析。
現代社会に生きる私たちにも応用できる、クリエイティブに生きるためのアイデアを提案したのが本書です。

日々のルーティンから抜け出し、クリエイティブに生きるために。
「ピカソ思考」で、あなたの中のピカソを見つけてください。

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Posted by ブクログ

借りたもの。
ピカソの思考を哲学と照らし合わせている本かと思ったが、著者の哲学思想をピカソに照らしあわせている本だった。
自己啓発本としては、行き詰まった人に打開するチャンスを促す本だと思う。
著者は美術史の専門家では無いが、よく勉強されていらっしゃるようだ。(多様な切り口をくれるピカソなので、その思考は素人である私には筆舌に尽くしがたく……)
「かくあるべし」に取り憑かれ、老若男女互いに自己否定に囚われ、閉塞感に息が詰まっている日本に、ピカソを見習い打開せよ、自信を持てと提案している本。
それは著者自身、独創的な哲学体系を作らんと野心を持っているためだと思った。
読みやすい本だった。

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2014年11月30日

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