あらすじ
両親を亡くし、叔父達に虐げられていた優樹は家出し、同じように傷つき疲れ果てていた秀隆と出会う。その夜、互いの傷を癒すように寄り添い眠った。連れ戻され、叔父の取引先の老人の慰み者になるしかなくなった時、二人は再会する。従姉の婚約者として現れた秀隆は、投げやりになる優樹を慰め憤ってくれた。どうせ奪われるのなら……と、優樹は初めてを彼に捧げた。老人に嬲られる日々、秀隆との逢瀬を心の支えにしていた優樹。だが、その行動や言動に変化が現れ、次第に秀隆が分からなくなり…。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
この人は本当に受けをどん底に突き落とすのがお好きで…(^^;)既刊すべてを制覇してるわけではないけど、読んだ本は軒並み受けに不幸ばかり振りかかってるので、思わずまたかと思ってしまった…w今回は叔父一家の下衆っぷりにずっと憤ってたけど、それほど後味は悪くなく、納得のいくハッピーエンドでよかった。秀隆がちゃんと良い人でよかった。
Posted by ブクログ
攻め:深見秀隆
受け:倉田優樹
両親が借金を抱えて自殺したために叔父の家に居候している優樹。それまでも虐げられてる生活をしていたが、叔父が自分を取引相手に差出し、愛人関係にさせるというので家出をした。
行くところもないそんな優樹と偶然に出会った男・秀隆が優しく接してくれた一晩。
しかし、その後すぐに見つけ出され結局取引相手から身体を自由に触られる日々。
そんな時従姉妹の婚約者として現れたのは、家出をした夜に優しく接してくれた秀隆で、秀隆は従姉妹との婚約にはなにか事情がありそうで、、、、。
思いっきり切ない系です。
受けが可哀想系というか、健気というか、、。
攻めが何か事情を抱えてるのが後半で分かるのですが、なんともやるせない感じ。
その切ない系の割には終わりはあっさり、詰めがイマイチ、、、なのは、まあいとう先生らしい(笑)←褒めてます。
エチシーンも凌辱シーンもそれなりにふんだんで何気に楽しめる作品だと思います。
ちなみに、私はムクさま挿絵に惹かれて買いました。
ムクさんはこういう凌辱系はちょっと似合わない感じかな?