あらすじ
四国で家族と暮らす三門泰正にとって、なによりも大事なものは家族の存在だった。両親に祖父、それに弟の衛はかけがえのない存在であり、家族のためならなんでもできると思っていた。ただひとつ気がかりなのは、弟の衛だった。兄と弟でありながら、禁忌の関係を持っていたのだ。情熱的に泰正を求める衛に対し、泰正は兄として衛を大切に思っていた。だから、兄弟以上の関係であっても、ふたりだけの秘密ならいいのではないか──そう考えていた泰正だが、幼馴染みにふたりの関係を知られてしまい……!?
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面白かった
お母さんがこれから出てくるのかとか、山神との約束がどうなるのかとか、色々気になるところはありますが、とりあえず私的には無理にラブラブにするよりか、結末としてすごく良かったと思います
物語の要のはずの主人公の正体や、幼い頃の失踪後の性格の変化の回収はされるかなと思っていましたが、家族の愛情の異常なほどの執着にもきちんと理由があったことには恐れ入りました
面白かったです
