【感想・ネタバレ】ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影のレビュー

あらすじ

巨大兵器オブジェクトが世界のバランスを支配し、物事の全てを決める。シンプルで安全で、クリーンな国際競争を行う場所。それが俺たちの 『戦場』 だ。こんな最前線から兵士が去っていく一番の理由は、負傷でも戦死でもなく、基地内における男女間の恋愛問題のこじれだったりする。 そう。今時、戦場で死ぬなんて流行らない。 ──はずだったのだが、 「 「クソッたれ!! どこのどの辺が安全でクリーンな戦場だちくしょう!!」 」 爆乳美人上官フローレイティアは、今日も今日とて、ごく自然に戦地留学生クウェンサーと貴族なのに下っ端軍人ヘイヴィアの二人をオブジェクトだらけの戦場に放り込んでいた。 相変わらずな二人の敵は、以前出会った「おほほ」と笑うあのエリート女と、そいつが駆るオブジェクト。ヤバそうな予感バリバリで、しかもなぜか我らがお姫様の機嫌も悪く……これが恋愛問題のこじれってやつなのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

典型的な「ダビデとゴリアテ」「ワンダと巨像」、そんな何冊も
ネタなんか続くかよ、とか思っていてゴメンナサイ。
イヤ~おもしろいですね!まだ3冊あるので
じっくり楽しめそうです。あとがきにもあるように「情報同盟」に
愉快なキャラが集まりすぎてますが、きっと他の勢力にも
いろいろいるんでしょう、期待します!

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2012年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はい,ヘヴィーオブジェクトの3冊目です.

今回は「おほほ」と戦う話.
陰謀渦巻く話.
裏切り者率いる7体のオブジェクトを相手にする話.

の3本立てですよ.

クウェンサー君のたらしテクニックが今回も栄えますね.
敵エリート,没落貴族,傭兵,整備のばあさん
彼の守備範囲はどこまで広いものなんだ,まったく.

相変わらずクウェンサー君は絶望的な状況に陥っては
相棒の兵士と共に戦場をひっくり返してますね.
まったく,こんなリーサルウェポンみたいな学生が居たら….
クリーンな戦場なんてものは幻想ですよ.
「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
みたいなっ.

今回立てたフラグが今後どう動いてくるのか気になるところだにゃー.
面白かったよ!

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2011年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 とにかく、分厚い。
 読むのに、時間がかかる!! っていう本でした。

 何せ、3戦分の話が入っている。

 物語は相変わらず、ヘビーオブジェクトと呼ばれる巨大兵器に人間が立ち向かう話――で変わらず。

 ただし、にぶにぶのクゥエンサーがあっちこっちのパイロットから求婚されてたり、アイドルに一方的に思われてたり、一大事。
 そして、やっぱり常人では思いつかないような方法で、次々に巨体を沈めていくのは圧巻。
 なんだか、どうやって沈められていったのか、理屈が書かれているけれど、ごめん、私、難しいことよくわからない……ってなるのも、変わらず、です。

 ただ、クゥエンサーとヘイヴィアのやり取りが、軽快で、絶体絶命のピンチでもやっぱり面白いので楽しいのは楽しい。
 四の五の言わずに、会話だけ読んでればいいんじゃないかな! 面白いよ!!

 っていう本です。

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2019年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エリートのせりふがひらがなだらけなのは何か意味があったハズなんだが、忘れたなあ。
色々とゆがんでいるけど、そのゆがみがちゃんと出ているのでそこはすごいと。
あと毎回毎回よく死なないものだ、というきっつい状況と、何気に主人公リア充ハーレムなのにこれが主人公補正かっ!とか。
ご都合主義が過ぎるといえば過ぎるんだけどね、それいっちゃこの話は成り立たないから。

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2011年07月30日

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