あらすじ
不当な理由から失業して行き場をなくしたマギーは、親友の兄クリントの牧場で短期の秘書をすることになった。本当はもう、ここには戻ってきたくなかった。マギーは子どものころから11歳年上のクリントに夢中で、どこへ行くにもおしゃれをして、あとをついてまわった。だが3年前、彼は冷たく言ったのだ。“きみなんか欲しくない”と。以来ずっと彼を避けてきたのに、彼のもとで働き、一つ屋根の下で暮らさなくてはならなくなるなんて。迎えに来たクリントの目に宿る強い光に、マギーの胸はさらなる不安でいっぱいになった。■超人気作家D・パーマーの真骨頂ともいえる、初恋の激しさと苦しみを余すところなく描いた作品です。侮蔑の言葉をぶつけながらマギーを抱きしめるクリント。彼の気まぐれにマギーはいつまで耐えられるのか……。そのもどかしさは、悶えてしまうような甘い責め苦です。
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©1979年
ダイアナの初期作品です。
面白かったので一気読みでしたが、それにしてもヒーローが酷い。
ヒーロー:牧場主 32才
ヒロイン:20才の無職(元秘書)
ヒロインはヒーローの妹とコロンバンでアパートを一緒に借りている。幼なじみ。その兄とは昔から喧嘩が多いとか・・・。ヒロインは婚約者(会社の上司?)に裏切られ、無職の処を嫌々幼なじみに言われ、ヒーローの牧場に滞在。
その間もヒーローは言葉の暴力全開。
ヒロインを傷つけては、自分でムッとしている。
まるで子供。ここまで酷いと魅力に欠ける。ヒロインは深く傷つき、ヒーローの元を去る。
ヒロインの両親の記述が一つもない。
その後のダイアナ作品に登場するヒーローより救いがないバカタレです。ヒロインの心の傷は相当深く、後半ヒーローの元に戻って来ても、ヒロインの心の傷に塩を塗る馬鹿者ヒーローでした。
最後がページが足らないのか、タンタンタンとハッピーエンドは気に入らない。
ヒーローをもっとギャフンと言わせて欲しかった。