【感想・ネタバレ】湘南の風に吹かれて豚を売るのレビュー

あらすじ

里山資本主義の典型例ともいえる快著! 知る人ぞ知るNPO法人「農家の小せがれネットワーク」の代表が、家族経営ブランド「みやじ豚」誕生秘話を軸に農牧業の課題と展望を語り尽くす。きつい、汚い、かっこ悪いの3K産業に飛び込んで起業した著者が見つけた、既存のルールに囚われない働き方、考え方のヒント満載。働くことの意味、起業を考えている人にもおすすめ。「これまでよしとされてきた資本主義という仕組みだけではどうやら幸せに暮らせそうもない」―――そう感じているが、具体的に何をしていいのかわからない「78世代」(1978年以降に生まれた世代)に読んで欲しい1冊。

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Posted by ブクログ

感動して泣きそうになった。
やりたいことを仕事にできたら、みんなが「世の中楽しい」って素直にもっお言える社会になったら、いいのになぁ。

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2011年02月27日

Posted by ブクログ

「一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」

著者のビジョン。
何度も出てくる言葉。

昔はどの人にとっても生活の一部やった農業。
それが、分業化で農業は農家だけのものになり、今は都会に住んでいる人には農業はリアルではない。
食に対する無関心が高まりすぎている。


著者は、大学を卒業後ベンチャー企業に就職、勉強しながら起業のノウハウなどを学んでから満を辞して実家の養豚を「みやじ豚」としてプロデュース。
それからNPOをたちあげて農家のせがれと消費者、農業に興味のある若者などをつなぐネットワークを作ってる。

「ポスト資本主義」を見つめ、きちんと勉強して詰め込んだ情報を活かして実際に動いている。
かっこいいなと思った。

著者も言っているように、私たちは低温世代と言われ、仕事には儲けよりもやりがいを求める世代。
だからこそ、私たちは「出会ってしまった問題に挑戦する人たち」になるのだと。



すごく勇気がでた。

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2010年07月09日

Posted by ブクログ

アーリーファーマーフォーラムという若手農家の集いに、ゲストスピーカーとしていらっしゃっていたのが著者の宮治勇輔さん。

大手企業を退職して、なぜ家業の養豚所を継ごうと思ったのか。
決意したときの「想い」が非常にアツイ!

久々にアドレナリンが出まくる人に出会ったものだ。
と、その場で最近出版したという本書を購入。

宮治さんとの出逢いに感謝。
そして、熱くて面白い人に、もっとたくさん出会いたくなった一冊。

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2010年01月23日

Posted by ブクログ

30代前後の若い人が社会企業を目指すようになってきていると感じます。一昔前であれば、起業して巨万の富を得て、高級車に乗り、一等地のマンション最上階に住むことが目標になっていたときもありましたが、だいぶ方向性が変わってきたように感じます。
お金に執着はしていないけれども、崇高な理念を達成することには執着する。これは人間のレベルがワンランク上がったように思います。少し前までは自分自身が競争に勝ち、のし上がることが目標になっていましたが、今の若い世代は、自分より他人が幸せになることに、重きを置けるようになってきたといえます。
戦後から続いていた団塊の世代を中心とする自己中心世代がようやく終わりを迎えるようです。当然、わたしも自己中心世代です。
若者の中にも自己中心な人はいますが、一方で社会企業を目指す人も増えてきています。非常にいい流れではないでしょうか。ボランティアではなく、社会企業、そういう若者が楽しく生き生きとしているところをさらにアピールできれば、ステータスも上昇するでしょう。すばらしい!

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2011年07月31日

Posted by ブクログ

バーベキューとメルマガしかやってない!
って言い切るところがカッコいい!
みやじ豚食べてみたいなー

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2010年08月04日

Posted by ブクログ

平塚の養豚農家の長男が、会社勤めを辞めて始めたブランド豚のプロデュース業。日本の農業を変えようとする意気込みと、その行動力が好ましい。今30代の若い世代のこうしたムーブメントがまだまだ日本も捨てたもんじゃないと思わせる。これが商業ベースに乗るような世の中にしていきたいと思う。

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2010年01月01日

Posted by ブクログ

人材派遣会社から、社会企業家として
実家の養豚場をプロデュースすることから、

農業を「かっこよくて、感動があって、稼げる3K産業にする」という理念を掲げ、日本の農業文化を変えようとする社会企業家の自伝。

とてもリアルで、また独特な手法からのアプローチなので興味深く読める1冊です。

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2009年11月27日

Posted by ブクログ

湘南で家業の養豚を継ぎ、「みやじ豚」というブランドを確立した筆者のサクセスストーリー
社会人2年目で、そこそこ良い企業に勤めているものの、何かを始めたいと思っていた自分に、パッションを与えてくれた本。
第一次産業についての実情を知ることもできて良かった。美味しいものが正しい価格、正しい経路で消費者に届く世界って素晴らしい。そしてみやじ豚食べてみたすぎる。このあと調べよう。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

変に飾ることなく、「かっこいい」畜産農家を目指すと言い切る筆者は、実直な方だと思いました。また、畜産業界の苦悩や問題をほんの少し垣間見ることができて参考になりました。斜め読み1時間。

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2014年08月18日

Posted by ブクログ

新しい感覚の世代の農業経営者が現れた印象。
スタイルは少し違うかもしれないけど根底にあるものは同じだと思った。

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2011年10月02日

Posted by ブクログ

「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業ににする」

というビジョンを掲げ
起業する。

そのためにしたことはいたってシンプル。
メルマガとバーベキュー。

それだけで多くのみやじ豚支援者を集めてしまう。

逆に言えば
それだけで支持者が集まるくらい
みやじ豚の質が良かった。

行動していることがシンプルなだけに
小さなことでも良いからできることをしてみようと思う。

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2010年11月22日

Posted by ブクログ

世間一般の価値観は、気にしない。毎朝の自分の時間で描いたビジョン。

自分がこれだと思えるやり方を探して実行する。それ自体が自分の自信となり、道を切り開くためのチカラになる。筆者は「出会ってしまった問題」から逃げずに行動してきた。

「成功したかったら、人よりも多く考える時間をとりなさい」


自分が取り組む課題だ!という核心を持った人はムチャクチャ強いと思う。


・・・☆

ブランドは、味・ネーミング・ストーリー・販路。JAの地域ブランドではなく、個人ブランドの必要性。

社会貢献に人を巻き込む。その時大切なのは手軽さ、お得感。

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2011年02月03日

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