【感想・ネタバレ】裸の大将遺作 東海道五十三次(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

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今年の花火見物はどこへ行こうかな──ハンディキャップをものともせず、下駄履きで全国を踏破した大放浪画家山下清。その裸の大将の幻の遺作「東海道五十三次」がいま甦る。1964年の東京オリンピック直後の東海道の風景を、当時新素材の出現と驚きをもって迎えられたフェルトペンで描いている。宿場町の持つ、人生にも似た躍動と哀感がインクのにおいと混ざりあって旅情を誘う。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

放浪の天才画家山下清の遺作。
高度経済成長とともに変わりゆく東海道の景色の絵がいい。

どこかきゅうくつな感じやさびしさも漂う作品が多いが、
山下清らしさは全開。

作品に付け加えられているコメントがまた、味わい深い。

「今年の花火見物はどこへ行こうかな」
という辞世の句を残した画家の放浪への想いを感じる。

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2011年12月03日

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