【感想・ネタバレ】義妹が勇者になりました。のレビュー

あらすじ

「勇者さまは……?」「このひとです」 ある日突然、義妹の天音(アマネ)に巻き込まれて異世界に召喚されたあたし、里桜(リオ)は、第一声にそう訊かれて即座に義妹を指差した。天音は「お姉ちゃんひどい!」と涙目だけど、容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能という神に愛されまくりな君以外の誰が“勇者”? ……てことで、勇者業は面倒くさそうだからあたしパス。ひょんなことから手に入れた“闇”の力を使って、二人で元の世界に帰る方法を探してくるよー。怠惰な姉と優等生な妹が行く、裏道系ライトファンタジー。

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義妹が勇者になりました1、2

2巻まで一気読み。おもしろかった!

勇者として異世界に召喚された義妹アマネをかばって一緒に跳ばされた姉リオは、アマネが聖なる泉で光属性の覚醒の儀式を行っている間に、闇属性の覚醒を果たしてしまう。
え?まさか、妹が勇者で姉が魔王!?
一抹の不安はありつつも、元の世界へ2人で帰るための方法を探しに、妹の守備力を徹底的に高めた後、姉は1人旅立った。


基本的に自分は裏方と思っている姉視点で話は進みますが、妹側の王道臭は凄まじい(笑)
健気で優しくけれど意志も強い、顔スタイル性格全てSランクな勇者(妹)と、それを取り巻くのはヤンチャで明るく勇敢な騎士、強大な魔力と技術を誇るツンデレ年下な魔法使い、年上で包容力のある神官、と、姉が見込んで付けたストッパー役の年上騎士。
完全に主役級の面子です。


対して姉の方は、闇属性の強大な魔力に加えて封印されていた禍々しい魔導書からヤバい知識を得て、無差別広範囲攻撃魔法と完全防御魔法を覚えたり、着実に魔王候補っぽくなりつつも、帰る方法を探し続けます。その中で獣人や竜人と出会い、異種族との繋がりを持ってゆきます。


果たして、妹(勇者)vs姉(魔王)なんていうことになってしまうのか……。
続きが楽しみです。

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2014年11月20日

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