【感想・ネタバレ】青空の街のレビュー

あらすじ

(自分には社長業なんか向いてない)大学を出ても親の後をつがず、守衛をしたり、タクシー運転手をしたり……。そもそも人生とは何だろうか。建設会社の社長を父に持つ成瀬弘は考える。若者らしく現代を生き抜こうとする弘と恋人キミ子。多彩で複雑な人間模様のなかに愛の哀しみと喜びと、明日への夢を爽やかな筆致で描く明朗青春編。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

好きです。

とくに、大それたストーリーがあり、それが進んでいくわけでなく、ただただ登場人物たちの関係性のみで話が進んでいく。
退屈と言ってしまえば、そうとも言えるけれど、
一人ひとりの登場人物たちの見せる、葛藤や成長にいつのまにか感情移入し読んでしまいました。

人は色々な人と出会い、関係し、その関係から何かを得て成長していく。当たり前だけれどもそれを思い出させてくれました。

良い影響を与えられる、
そんな関係性を生きていくうえで多く構築していきたいものです。

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2020年03月11日

Posted by ブクログ

池波正太郎氏の作品としては珍しい現代小説。この作品では人間と職業の選択というものが大きなテーマである。

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2014年05月19日

Posted by ブクログ

草食系男子かと思われた弘くんが、たくましく自分の人生を見つけていく様子にほれぼれ。それにしても中盤は誘惑に負けすぎです。まったくもう。

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2011年04月25日

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