【感想・ネタバレ】ネコナデ[小説版]のレビュー

あらすじ

「私が会社を辞めることになったのは二週間前に“ねこ”と出会ったことが原因だった。私はいつものように出勤し、いつものように仕事をする。人事部の部長である私に課せられた任務は“リストラ”を遂行すること。私の名前は『鬼塚汰朗』。ある会社の人事部長である―」一流企業の人事部長・鬼塚汰朗。職場にあっても家庭にあっても自分自身を厳しく律し、社員はおろか家族にさえ甘えを許さない。人生にやすらぎなど必要ないと考えていた。ある晩、鬼塚は立ち寄った公園で、捨てられた子ねこを見つける。ウルウルとしたその瞳。見つめ合う二人。気がつくと、鬼塚は子ねこを抱いて、自宅前に立ち尽くしていた…。癒しとは何か、生きるとは何か―がんばっている人すべてに贈る、笑いと感動の子ねこと中年の物語。

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Posted by ブクログ

テレビドラマ版「ネコナデ」をノベライズした本。再現度が非常に高くテレビでの情景がはっきりと目に浮かんできます。癒し系のストーリーのなかに深い含蓄がある物語です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ニャンコ好きにはたまらない一冊☆
トラちゃん、可愛すぎ〜
子ニャンコには、人を変える力があるんにゃ!!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

会社では鬼教官とおそれられる部長が公園で捨て猫と出会う。
部長は家族に内緒で猫を飼い始め
その生活が自分自身と向き合うきっかけになり、徐々に変わっていく。

かわいらしい子猫の写真の表紙に惹かれて手に取った本だけど
その子猫のほほえましいエピソード、というわけではない。
ただ、部屋で好き勝手に歩きまわっている。
その自由さがうらやましくて、ちょっと見習いたいな、とも思う。

猫とふれあうことで小説ほど劇的な変化があるかどうかは別として
人が変わるきっかけは些細なことで十分。
そしてその変化は、自分ではとても重大なことのようでも
まわりからみたらたいしたことでもない、ということもよくある話。

なかなか踏み出せない一歩を思い切って踏み出してみたら
思っているより簡単に世界は変わるのかも。

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2011年03月01日

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