あらすじ
芸能人もビジネスマンも、成功する人はみんな、同じことをやっている。
モーニング娘。、AKB48を育てた著者が贈る、働き方・考え方の書。
モーニング娘。、AKB48、吉本印天然素材、ジャニーズ、宝塚歌劇団など、
300組以上のアーティストにダンスの指導をし、NHK紅白歌合戦では17年以上ステージングを継続、
1998年冬季長野オリンピック閉会式では数万人が一度に踊る振り付けを考案・指揮した、知る人ぞ知る夏まゆみ先生。
数多くの芸能人を指導した中で、幾度となく考えさせられたことがあったといいます。
スタートラインではほとんど差のない人たちが、
いつの間にか大きな差となって
かたや「エース」と呼ばれるまで成長し、
かたや思いどおりにいかずその場を去っていく。
なぜ、その差は生まれるのか――、ということです。
そして30年に及ぶ指導経験からついに、
「エースと呼ばれる人」には必ず、
成長するための「正しい習慣」が身についていることに気づいたのです。
しかもこの習慣は芸能人にかぎった話ではなく、
ビジネスマンや学生、子どもを持つ親から部活動に精を出す学生まで、
すべての人が持ちうる「成長の条件」=「エースの資格」なのです。
本書ではこの「エースの資格」とはどのようなものかを紹介しながら、
誰でも身につく方法を教えています。
エースといっても難しいことはありません。
というのもエースとは必ずしも「一番」をめざすことではないからです。
エースとは「自己を確立し、自信を持ち、前に進める」人だと夏先生はいいます。
その習慣を持つことで「自分自身のよさ」を最大限に引き出し成長できること、
それが「エースになる」ということなのです。
安倍なつみも、前田敦子も、最初はごく普通の女の子だったといいます。
それがいかにしてエースの資格を身につけ、「エース」と呼ばれるまでに成長したのか。
その理由を知れば、あなたも必ずエースになれるのです。
本書は、これまで経験して得たことを、
出し惜しみせず、すべてお伝えしたいとの思いで、
夏先生が全身全霊をかけて作り上げました。
人は誰でも輝く場所を持っています。
その場所にたどり着き、輝くようになっています。
本書を読んで、その場所へと続く一歩を、
ぜひ踏み出してほしい、そんな勇気をくれる一冊です。
*目次より
●なぜ私は前田敦子を合格させたのか?
●「群れない時間」をつくりなさい
●いやなことがあったらまずは「why」で置き換えなさい
●よいプライドは自分を美しく、悪いプライドは自分を醜くする
●眠っている「底力くん」に会いに行きなさい
●短所は「消す」のではなく、「出し入れ」できるようにする
●一流の人ほど休憩時間の使い方が一級品
●「謙虚」になるのはいいが「遠慮」はしてはいけない
●ムカついている相手にこそ「ありがとう」を伝えなさい
●人生にムダなことはなく、人は輝く場所を持っている
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
解りやすい、成功法則。「底力くん」「言葉の力」「正しい努力」「謙虚と遠慮」。前田敦子、板野友美、志村けん、など大物は著者の目にはどう写ったか?
Posted by ブクログ
チェック項目12箇所。人は本来、必ず成功し、輝くようにできている、ということです。正しい考え方や習慣なんて当たり前のことのように思われるかもしれませんが、「成長するため」の「正しい方法」を続けているか、ということが成功する人が持つ「エースの資格」なのです。「エースと呼ばれる人が持つ考え方・習慣」=「エースの資格」は大きく分けるとたったの三つしかありません、①自己を確立し②自信を持ち③前に向かって進む。「センター」とは、冒頭で述べたように、チーム全体の中心のポジションに立ち、「チームの顔」として振るまう人のことをいいます、そのため、人によって向き不向きがあり、センターとしての特性を備えていなければなりません。「エース」とは自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人のことをいいます。自己を確立するための第一歩は、自分が何をめざしていて、そのためにいま何をやればいいかを明確にすることです。自分に自信を持てない人は、足りないところばかり見ていないで、まずは強みのほうに目を向けましょう、ひとつでもいいから、誰にも負けない強みを見つけることができたなら、それを大いに誇り、自信を持っていいのです。前向きに考え、行動できることは、ほかのどんな弱点を補ってもあまりあるほどの強みになります。「恥をかくことを恐れない」ことが、必ずあなたの強みになります、恥を恐るか、恐れないか、それは前に進もうとする自分にブレーキをかけて勢いを殺すのか、アクセルを踏んで勢いをつけるのか、それほど大きく成長に関わってきます。エースになる人は、ふだんは経験やプライドで身を固めていたとしても、必要とあれば即座にそれをリセットして「ゼロ」になることができるのです。ほとんどの人は、調子に乗っているときは”耳が痛い人”を遠ざけたがるものですが、本当はそういうときこそ叱ってくれる人を大切にすべきなのです。叱られた人は、叱られなかった人よりもずっと多くの気づきを得て成長するkとおができるからです。群れない人は、他人の意見で自分を想定することもなければ、他人に合わせて努力をすることもありません。
Posted by ブクログ
自己を確立し、自信を持ち、前に向かって進む
強みはひとつ
好きなもの10個
心を揺さぶる言葉
もっと個人になる
強調しないほど強くなるチームワーク、自分のため
強きものにライバル心
ゼロになる瞬間
なぜか?
自覚と危機感
使命感
底力君に会いに行く
夢を語ると本心が見えてくる
スキルを磨けば内面も磨かれる
また成長しないといけないのか!
わが振り学べ
謙虚はいいが遠慮はいけない
地味で正直はかけがえのない強み