【感想・ネタバレ】ぼくらの七日間戦争のレビュー

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Posted by ブクログ

ほんとに何度も読み返ししたりしたけど何度読んでも飽きないってのがやっぱ宗田理尊敬するなって思った!!

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2024年03月28日

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中学生で行動力と信念、そして知能が高すぎる...
ずっと続いて欲しかったのにもう終わってしまった...泣

中学校の司書の先生が密かに伝えたかったことが分かりました。

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2023年04月12日

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とても良い作品だった。中学生の子どもたちが解放区という場所に立てこもって色々なことをする話。子どもが大人をからかったり、びっくりさせたりといろいろあって面白かった。しかし最初はとても優しい子だった子が急に親に対して冷たくなったり、口が悪くなったりと変化が大きかった。

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2021年07月27日

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夏休みが始まる終業式の日。
とある学校の中学1年生が
河川敷近くの廃墟を「解放区」として立てこもる。

親や先生の言うことばかり聞かされる子ども達が、
なんとかそれに抗おうとする姿は健気だと思った。
ストーリーも、学生運動が盛んだった全共闘時代の背景がちりばめられていて、面白いです♪


子ども達だけの「解放区」を維持しながら、
先生と戦い、誘拐犯から友達を救い、クラスが一致団結し…。
そんな展開が、とても青春だなと思いました。

読んでてスッキリ!

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2020年05月13日

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読んだのは中学生の時以来。ストーリーもおもしろさも色褪せない。大人になっても、中学生たちに共感できたことがうれしい。このシリーズをまた、順番に読みたくなります。

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2017年08月24日

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昔読んだ作品が本屋に並んでいて久しぶりに手に取りました。

小学生の時に読んだワクワク感がまた蘇ってきてどんどん読み進めました。

こんなにもすごい中学生は現代にはいなんだろうなぁ

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2022年10月08日

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直近での印象があったので読んでみましたが、1985年作ということで、ずいぶん古いんですね。映画化が2回され、1回目は宮沢りえのデビュー作、アニメ・舞台化もされ、今年も舞台であったので、その印象かもしれません。
大学紛争も経験しているので懐かしい感じ。中高生に人気だそうだが、実際に行われるようでは大変な事態になるし、憧れ程度かも知れない。談合、選挙の票の取りまとめなども今の時代にもまだ行われているのが情けないような。
迷路や撤退などの大人への対応や、並行して行われる誘拐事件の解決法は、子供らしいというか、ほほえましい。作者は子供の心に詳しいと感心してしまう。

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2022年04月05日

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良かった。いいねこういう昭和の「大人なんかクソ食らえ!」の痛快物語は大好き。子供たちが自分たちで独立していて、思考停止の大人が泡食らうの見るのは気分良い(笑)たぶん昔はこういう痛快小説が流行りだったろうけど、いま流行るのってラノベの異世界転生系だから時代に生きる人々の価値観の違い見たいのなのをちょっと感じた。村上龍の69もそうだけど、安保時代の激動を生き抜いた大人が描くこういった小説がもう生まれてこないってのはちょっぴり寂しいな。

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2021年03月04日

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果てしなく好きなんだよ
子供たちが知恵を絞って敵に抗う話。
10年ぶりくらいの再読です。
いまや私も完全なる“大人“側………。
クソくらえ!精神の痛快劇、
久々というのもあり、ハラハラしながら読みました。
今の中学生も解放区を求めてたりするのかな、するよね。

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2023年03月11日

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前から気になっていた作品だったので読んでみた。読みやすく、面白かった。特にトラップを仕掛けて先生たちを酷い目に合わせるのはスカッとした。めいろの地図も書いてあって、作者はよく考えたなと思った。

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2020年08月23日

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ネタバレ

子どもたちの唯一の理解者であり共謀者である瀬川さんの存在が本当に大きく感じた!
最後に安永に言った「お前はいい奴だ」にジンときました。。
大人になって初めて読んでもとても面白かったが、子どもの頃に読んでいたら、また違う気持ちや感覚を味わえたと思う!

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2020年07月13日

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YAの黄色の表紙の七日間戦争で読んでた勢だったので、その頃を思い出して懐かしくなりました。

子供の頃読むのと、22の大人になった今読み返すのでは全然刺さり方が違った。
無駄に男女関係を気にしたり、相原みたいにみんなを引っ張るんだ!とか思ったりしてた気がする。

22に差し掛かり、あの頃のパッションみたいなものは薄れてる気はする。
何かを変えるんだ!みたいな気概とか。

色んなことを知ると、人の努力とかが分かるようになって人のことを尊敬できるようになると思う。
勉強不足のくせに、無駄に先輩を馬鹿にするような人にはなっていたことに最近気づいて恥ずかしい思いをした。

小中学生の頃って、そういう人の裏側を推し量れるほどの知識量はないから、大人をあそこまでコケにできるんだろうなって部分はありそう。
この発想が大人側になっちゃったなって感じだけれど笑笑

その辺がうまく見極めれるような人になりたいと思った。頑張ってるんだろうなって気づいても、悪いことは悪いことだよって言える人になりたい。

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2020年05月11日

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子どもたちと、彼らを取り巻く社会との葛藤は今も昔も変わらずにある。そして、この本の中で社会に葛藤を感じているのは子どもだけではなくて大人もだと思う。しかし大人はそれを考えることを止めたり、自分の都合の良いように解釈して、社会の中で生活している。その見えない(本人たちも気づかない)不安や閉塞感や支配欲、歪んだ全能感のしわ寄せが子どもたちに来ている。
子どもたちは、まだまだ見通しが甘いこともあるけれど、物事を忖度なく冷静に見られていることが多々ある。
子どもたちから見て今の社会はどう見えているのか、気になった。
執筆されてもう30年以上経つのに、全く色あせない。それとも、その時から社会の様子が変わっていないということなのか。考えさせられた。

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2020年02月18日

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2019年93冊目。20数年ぶりの再読。人生で一番最初にハマった小説のシリーズということで思い出深い。今回、アニメ映画が公開されるので、久し振りに再読してみた。キャラ小説としては人物設定がロボットみたいで、各キャラに「子供は正義、大人は敵」という作者の主義が露骨に出ていて今読むとあまりいただけない。ただ、それはシリーズを経ることに、読んでいて「オーッ」となるのでその辺は我慢。相原君や英治君たちの仕掛けるイタズラが大人をきりきり舞いさせる部分は、今読んでもやっぱり痛快である。それにしても懐かしいなあ。シリーズ全巻ブックウォーカーにあるか分らないが、最後まで追いかけていきたいなと思う。

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2019年12月13日

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いつから大人の考え方になったんだろう…と思いながら読みました。
そういえば昔こんなだったなとか、そうかだから息子はこうなのか、忘れてたことを思い出した気分。

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2015年03月18日

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小学生の頃に読んだ以来、再度読み直した。生徒たちの親からの支配や自分の地位の為しか考えない大人だったり理不尽な理由で体罰や罰則を課す大人に対して窮屈な思いを抱えていた。それが解放区を作って立て籠り反抗の意志を示す部分に表れていた

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2021年08月26日

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ネタバレ

タイトルだけは聞いたことがあったものの、今まで読んだことがなかった一冊。最近映画化の影響で平積みされていたので手に取ってみた。
言ってもいまとなっては古い本なので、携帯もなければネットもない、プロレスがエンターテイメントの花方だったほどの時代。
学生運動などもストーリーに絡んでくるので、いろいろ時代錯誤も感じるしきっと今の若者にはピンとこない部分は多々あるのだろうと思う。
それでも、クラスの男友達全員と廃ビルに立て込もって、共同生活をしながら秘密の通路を駆使して大人を手玉にとり誘拐事件を解決する。
細かいことはさておいて、やはりワクワクという感情が沸き上がってくるのは自分が男子だからなのかな。
タイトルに「ぼくらの」とあるように、女の子にはこの物語を読んで共感できる内容はないかもしれない。

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2020年01月02日

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ジュブナイル小説の名作だが、恐らく30年ぶりとかに読み、自分の中に印象強かったのは映画版だったのだなと認識。

すなわち、微かに覚えていた映画版とはかなり違う物語展開だった。立て籠もったのは男子生徒ばかり20人だったとは。

ただ、根底に流れるもの、すなわち子供たちの感じる理不尽と、子供だからこそシンプルに湧き起こる質したい心、そういったものは映画も小説も共通だった。何かと違和感を感じる言い回しや描写はあるが、この視点で物語を紡げることが、この作者のすごいところ。

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2019年12月11日

Posted by ブクログ

結構前に読んだ記憶はありましたが、今度映画化されるということで再度読んでみました。

軽井沢でテニスや学生運動など当時に反映されたことが書かれていて、懐かしさを感じました。
今なら、絶対無理と思えることだらけで、大人の立場からすると、色々あるんだよと思ってしまう自分がいました。
当時、読んでいた時は、こんな大人にはなりたくないと思っていたのに様々な経験をしてきた今に至ってみると、複雑だなという印象が残ってしまいました。
ただ、なんといってもこの作品で伝えたいことは、最後の部分なのではと思いました。
今では、youtubeやtwitterなどで発信することで、自分の存在をアピールできたり、訴えたりできます。当時は発信することが限られていましたので、振り返ってみると、色々深く考えさせられました。
やっぱ、青春って良いなと感じさせてくれました。
続きが気になったので、次作も読んでみようかなと思います。

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2019年10月22日

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文庫初版1985年のエンタメ小説。
無論2019年では通用しない手も多いし、それを差し引いても話の都合が良すぎるきらいがないではない。
が、なかなか面白かった。"解放区"計画にややためらいがありつつも最後まで乗っかってしまう主人公の英治が読者の分身となり、物語を案内する。ある種古典的な手法(35年近く前の作品にこの言葉も妙かな?)だが故に安定感がある。子供たちの、世界から俯瞰してしまえば些細な、しかし本人たちにとっては大きな成長にも心が暖かくなる。
読み継がれる所以は、わかる。子供たちにとってまこと夢の青春を、読みやすくも想像力を刺激される文章で描いている。次回作『ぼくらの天使ゲーム』も、あらすじが気になるし是非読みたいと思う。とまれこの作品を夏に読めてよかった。

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2019年08月15日

Posted by ブクログ

「やんちゃ」という言葉を体現したような作品。これから中学生になる小学生くらいの子供達に読んでもらいたいし、自分がもし学校の先生だったら読書感想文の本に選びたい一冊。ライトノベルの走り……って言っても間違いではない気がしたのでカテゴリーをそっちにしてみた。
自分が親になったことないからわかんないけど、親子って関係性が対等でないからこそ、お互い腹割って話すのはめちゃめちゃ難しいんだろうなぁ、なんてことを思ったりした。話の中でちらほらと「これは無理があるような……」って思う描写があったり、昭和だなぁ……って感じるような、今となっては過激だと非難されて炎上待ったなしな描写に時代の差を感じたりはしたけれども、「子供だって大人と同じ人間だ!お前らに言いたいことがあるんだよ!」という強いメッセージが一貫して感じられたので全体的には好印象です。

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2019年04月09日

Posted by ブクログ

中学校のあるクラスの男子たちが大人たちに反抗するため、子どもたちの「解放区」を作り、7日間立てこもる話。女子の数人は外の情報を仕入れたり、補給物資の提供などで協力。

子どもの力で大人を翻弄し、大人の汚い点を暴いていく感じはまあまあ面白いかも。
でも瀬川とか田中とかの大人は普通に犯罪者だし、あんまり子どもたちに共感出来ないな。暴力による制裁とか危険な行為もしてるしな…。
というか、中学生じゃなくて小学生にした方が良かったと思う。中学生にしては子どもっぽすぎる。

終わりも中途半端。
せめてエピローグとして後日談を書いた方が良かったんじゃないかな。

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2014年08月21日

Posted by ブクログ

1985年に映画化された宗田理の出世作。終業式が終わってすぐに、廃墟に立てこもる中学生のお話。映画は見ていないが、1985年時点で、もう学生運動は過去のものになっていたはずなのだけど、そのあたりはどう描かれていたのか少し気になる。というか、小説中で、やたらと「日大全共闘」が出てくるのだけど、そんなに重要なもんなんでしょうかね。重要なのだったら、親の世代のテンヤワンヤをしっかり描写すべきだったのではないか。
最後は小気味良く終わるものの、やはり気になるのは全共闘の話。明らかに読者そっちのけで作者の思い入れが語られていて、正直なところ邪魔である。アニメっぽい表紙に騙されて、中学生が全共闘部分をすっとばして読んだら、内容が軽くなりすぎると思うのだ。

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2014年07月22日

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