【感想・ネタバレ】最後の記憶のレビュー

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Posted by ブクログ

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15年ほど積読だった本書をやっと読んだ。巻末の解説ではジャンルにとらわれない読み方について書かれていたが、私としては、きっちり収めるところに収めてくれる方が好きだ。唯とのバディで最後まで行ってほしかった。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

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カテゴリーは一応ミステリーとしたが、ミステリーでもあり、ホラーでもあり、サイコサスペンス、幻想小説、SF・・・どのジャンルとも言えるけど、どのジャンルにもピタッとハマらない内容。

「囁きシリーズ」に近いタッチだけど、そこまでホラーじゃないですね。

特殊な痴呆病に冒された母親の唯一消せない恐怖の記憶が何なのかをたどる過程を描いた作品なのだが、妙に鬱気味な主人公はエヴァのシンジ君を連想させる。

勝手な予想だが、若い人は本作を楽しめないんじゃないだろうかと思う。僕自身も今の歳に読んだのが幸いだったように思う。

ストーリー自体は単純な造りだが、読みごたえは十分。
嵐の山荘や孤島での密室殺人事件も面白いが、こういう綾辻さんの作品がもっと評価されても良いんじゃないかなと思う。

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2012年10月27日

Posted by ブクログ

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主人公は仮に母親と同じ病を患ったとして、最後の記憶は将来の道を決めるきっかけとなった思い出が残ることを望んでいた。しかし一読者としては、母親と同じく、ただし自身が加害者側としての凄惨な記憶が居座り続け悶え苦しむ様を予期してしまった。

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2023年10月23日

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