【感想・ネタバレ】植民地文化史のレビュー

あらすじ

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モロッコ、カナリア諸島、キューバ、パナマ運河、ペルー、チリー、イースター島、タヒチ・・・を巡る船旅の途上で考えたこと―歴史、今、これから。コロンブスは奴隷商人だったかもしれない・・・「ヨーロッパ奴隷制文明圏」ついて考える一冊。

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Posted by ブクログ

今の日本を含めアジア(韓国、中国)の旅行熱は16〜17世紀のヨーロッパの大航海時代のそれを髣髴とさせ、日本のそれは江戸の鎖国時代から戦後の1960年代まで溜め込まれた外への好奇心の爆発という見方は面白い。あと1543年にザビエルが種子島に来た時点では、西欧人は日本人を白人として扱っていて、白人が皮膚の色を価値基準に入れはじめた背景には19世紀の産業革命と生物学の発達、つまり富の一極化と生物学の発展による詳細な区分分けの誕生という二面があるという所は初めて知った。

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2013年06月18日

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