あらすじ
ある夏の日、水泳部ホープの九条(くじょう)は上級生の水村(みずむら)に一目惚れをする。近づいたつもりでも水村は水のようにとらえどころがなくもどかしさは募るばかり。一方、水村は、実家の映画館が立ち退きを迫られる中、誰よりも速く泳ぐ九条の姿に希望を見出していた??胸の痛みが心地いい。極上のセンシティブ・ラブ、ついに単行本化。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やべー…この作者さんやっぱ超ストライク……
絵柄はやっぱ色っぽい。ガサッとしてるけど超美形。
水泳部の九条(後輩)×家が映画館の水村(先輩)。どっちも美人さん。
水村は家の都合で怪我が多かったり追われてたり。ラブラブだけど割と暗めなストーリー。
どうなっちゃうのかと思ったけど幸せいっぱいなラストでよかった!
水村はめいっぱい幸せになればいいよ!
個人的にもっと読みたかった、略されてる部分を細かく描いて二巻ぐらいにしてほしかった…
Posted by ブクログ
一目見た瞬間からどうしようもなく惹かれてしまう、っていうのは、すごくよく解る。
この気持ちが解らない人には読めないかも。
あと、自分は気にならないけれど、多少の読みにくさがあるかな。
でも、自分としては最高に好きな作品だった。
やっぱり、この人の描く作品好き。
独特の美しさがある。
Posted by ブクログ
ホントに久しぶりのコミックス。
ディアプラスの連載、終盤を読んでいたので、コミックス化を
楽しみにしていました。
祖父母が大事にしていたポルノ映画館が、立ち退きの迫られ
日々嫌がらせを受ける水村(受け)。
やんちゃぶってへらへらしてるけど、家族にも誰にもその弱さを
見せずに、しんどいこともやりすごしている。
同じ高校の後輩・九条(攻め)は、水泳部のホープ。
初めて出あった時から、2人は完全に惹かれあい、距離は縮まる。
九条は水村の苦境も偶然知ってしまったことで、彼の心の支えにも
なっていく。しかし、残って頑張っていた祖母もなくなってしまい・・・。
河井さんの作品は、とても繊細。
絵柄もなんだけど、急速に恋に落ちる2人を、切なく表現するのが
上手い人だと思う。また、Hシーンも決して多くはないんだけど
キスや舌の描写が色っぽくて、もうちょっと見たいけど、彼らは
これで良い、このままのほうが美しい、と思えてしまう不思議。
もっと商業誌でたくさん描いて欲しいなと思う作家さんです。
Posted by ブクログ
テレカが無くなるまで...とか、いいね。水泳、ひまわり、フォークダンス、ロマンポルノ...あくまで爽やかな絵柄なんだけど、マンガの中の空気が濃く伝わってくる。でも、せっかく良い雰囲気なのにモノローグがくどい。文字を追いかけてる間に、気持ちが物語から外れてしまった。
Posted by ブクログ
学生時代の疑似恋愛を彷彿とさせる…どうしようもなく惹かれてしまうのに具体的な理由はなく、後で思い返してみても分からないかもしれない。ただ、どうしようもなく「その人」だった、と言うだけで。