あらすじ
店内で悪ふざけした写真をアップしたり、来店客の個人情報を勝手につぶやいたり。
メニュー表記と異なる食材を使ったり、店を辞める時にレシピや顧客リストを持ち出したり。
お客が話しかけているのに気づかなかったり、仲間内で使うようなタメ口で話しかけたり。
ちょっと前までは考えられなかったような“常識を知らない”スタッフによって、閉店や倒産を招く――そんなトラブルを未然に防ぐためのノウハウをまとめました。
飲食店で起きる50のトラブルシーン別に、すぐに実践できる具体的な取り組み方法を紹介すると同時に、「店がどうあるべきか」「経営者や店長、スタッフがどう考えるべきか」という飲食業の基本についても理解を深めることができる、スタッフ教育に手放せない必読本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
厨房内での悪ふざけや食材で遊んでいる写真。これをネット上に公開し大炎上、挙句の果てには逮捕といった事件が頻発している。なぜこんなことになってしまったのか、飲食店業界をこよなく愛する著者が、その対処法を指南。問題の発端はほとんどがアルバイト。そもそもアルバイトは食品業界に愛着を持っているわけではない。お金のために職に就いているのであることを指摘する。それを踏まえたうえでの社員教育の指導のあり方を示す。意識のないアルバイトもさることながら、最も悪いのは上に立つ者であることがよく分かる。どんな業界にも適応できる鉄則だ。巻末にはチェックリストもあり自らを客観的に分析できる。