あらすじ
両親を事故で失い、田舎の一軒家で独り暮らしをすることになった高校生・海波大地。人との関わりを避けるように暮らしてきた彼だったが、その周囲には騒がしくも優しい「つくも神」たちが集まってきて――。
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Posted by ブクログ
不思議で優しくて温かい物語でした。つくも神が見える大地と、彼を取り巻くつくも神との日々は賑やかで、私も彼らと一緒におしゃべりしているみたいでした。
Posted by ブクログ
両親を事故で失った主人公は、高校生になったのを機に
元の家で一人暮らしをする事に。
居候先はものすごく居心地が悪かった。
何故ならば、大事なものほどよくなくしていたから。
それがまさか、大事にしたから付喪神になって
去って行ってしまったとか…泣けてきます。
自分のせいじゃないのに怒られるのが
一番堪えますから。
戻ってきた家での、付喪神達との生活。
食べる付喪神もいれば食べないのもいる、との事ですが
1人分の食費しかないのに、全員食べ始めたら
大変な事になると思うのですが…。
それこそ、おじさんに突っ込まれそうな。
それもまた、唯一の見える同居人がどうにかする?
形あるものと共に、思い出を補完するか
記憶だけで保管するか。
物があれば思い出しやすいですし、見るたびに
嬉しい感じになってくるとは思いますが
この主人公は、なくても大丈夫派、のようです。
あれだけ、ものが付喪神になって去っていけば…ねぇ。
彼ら、戻ってくるのでしょうか??