あらすじ
カンパニー制の導入や起業ブームで、現在は「社長乱発」の時代。比例して社長の地位が相対的に低下してきた。果たして真の経営者像とは? 社長研究の第一人者が、その答を探る。
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Posted by ブクログ
まず印象に残ったのは、「創業者」と「サラリ-マン社長」。
これをやりたいってものがあるひとは、創業者向き。
でも今日の多くの企業では、サラリーマン社長が多い。
両者に共通して言えることは、ビジョンをもっていること。ビジョンを持たない人は社長になりえない。
また、出世よりも成功したいって気持ちを持っている人がむいているように思う。
今後の抱負として、何らかのプロフェッショナルになること、「体力、予見力、構想力、実行力」を養いたい。人の2倍働く。10時出社は重役出勤。
好きな言葉
村田製作所の吉良さん
「単なる価格競争で商売するのではなく、人のできない独自性のあるもので商売する」
※注文を多くとろうと思えば、同業者の得意先にいくことになる。そうすると、価格競争になってしまい、同業者も困るし、自社も儲からない。
武者小路実篤
「龍になれ。雲、自ずから集まる」
Posted by ブクログ
君には社長の資格はない!という切り口。
自信満々の人はぜひ読むべき。自信のない人には・・・。この人はすごいっていう人数が多いためインパクトが薄く感じた。えらくなった人には皆理由があるということか?
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
今の時代、「社長」を名乗る人は増えた。
大企業でもカンパニー制が導入されてから、社内分社の長にも「社長」の肩書が与えられるようになった。
かつて、「事業部長」や「事業本部長」といった肩書の人が、「社長」へシフトしたのである。
こうして「社長」の人口は、ここ数年で急増した。
人口が増えれば、その肩書の社会的地位が相対的に低下する。
その結果、出てきたのが「シャチョウ」である。
アイデアを出すのは社員、戦略を構築するのも社員、おまけにリスクを冒すのも社員。
しかし、成功すれば社長は自らのマネジメント能力の高さを吹聴し、しっかりと高い報酬も得る。
逆に失敗すれば「あの事業部長はだめだな」などとすぐに閑職に飛ばして社員への見せしめにする。
そのような人は「社長」を名乗ってはならない。
[ 目次 ]
第1章 社長の危機
第2章 社長の存在感
第3章 社長の哲学
第4章 社長の苦悩
第5章 社長の条件
第6章 社長の進化
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