あらすじ
殺人犯が現場から逃走するときに目撃したのは、県警幹部が犯した轢き逃げだった。県警側は幹部を庇い、殺人事件の捜査すらも、捻じ曲げようと画策する。その事実を知った殺人事件の担当刑事が苦悩の末に出した結論は!? 守るべきは正義か、組織か!?
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Posted by ブクログ
こんなことはあってはならない。
警察があるキャリア警官の保身のために、ウソにウソを重ねていく。
もう絶対にありえない。いやもしかしたらあるのかも…。
それほど「組織」って大事なのか。
それほど「キャリア組」は尊重されてるのか。
正義はどこへ行ってしまったのか?
ラストはちょっとスッキリしなかったが、正義ある刑事さんもいるんだなと知ってちょっと安心できました。
Posted by ブクログ
表題通り「保身」
こんなこと、もし現実社会であったらと思うとぞっとします。ないよねって信じたい(笑)
殺人事件の犯人が、警察幹部の飲酒ひき逃げ事件の目撃者!
県警上層部のとった行動は、殺人犯との取引。
さらに、証拠の隠ぺい、犯人でっち上げ!
嘘に嘘を重ねます。
そんな上層部の動きに反発するように、刑事の宮下、マスコミ、そして、元刑事の藤浦が動き出します。
さらに発生する殺人事件。
隠ぺいし続けることができるのか?
宮下と藤浦は県警のウソを暴くことができるのか?
といった展開です。
県警幹部の保身のために事件の隠ぺいとか、警察小説では、ありがちな設定です。
陰謀ものでもよくありますよね。
そんな感じで、最後どうなるって思ってたら、終わり方がちょっと納得いかない、中途半端です。
それが残念。
Posted by ブクログ
殺人事件の犯人にあと一歩と迫ったとき、刑事は県警幹部の重大な犯罪を知ってしまった。幹部の犯罪を見逃せば、殺人犯をとり逃がすことになる。幹部の犯罪を追及すれば、県警自体が瓦解しかねない。守るべきは、正義か組織か!?苦渋の決断を迫られた刑事は…。