【感想・ネタバレ】銀輪の覇者(上)のレビュー

あらすじ

軍靴の音が忍び寄る昭和9年。かすかな地響きをあげ、数多の自転車が中山道を疾走する。国策に反して高い賞金の懸けられた本州横断大日本サイクルレースには、企業チームやドイツからの海外チーム、個人参加の選手たちがひしめいていた。ある決意を胸に秘める響木健吾は、有望な個人選手を集めて即席チームを組む。素姓も目的も不明な彼らが力を合わせたとき予想外の事態が! すべての走る男たちに捧げる自転車冒険小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み始めるまでは”なんだこれは?”、読み始めた当初は”ゲテモノか?”と思ってたど、意外に良い。詳しくは下巻で。

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2016年12月04日

Posted by ブクログ

ロードレース物小説。描かれる内容としてはロードレースでの駆け引き等なのでよくある話ではあるものの時代背景が戦前としていることで、そのロードレース外の要素がどのようにロードレースに影響を与えるのかが読みどころ。
戦争での自転車部隊の話や、交通インフラとしての自転車など随所に熱い自転車トークがかわされているのも自転車好きには結構嬉しい。

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2011年01月16日

Posted by ブクログ

昭和初期に開催された、本州を縦断する自転車ロードレースの話。古臭い話なのかと身構えたが、ロードレースならではの駆け引きやチームワーク、小出しに明かされる主人公の過去、大会の裏に隠された陰謀など、熱さと謎が交差する展開に飲み込まれた。

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2010年06月12日

Posted by ブクログ

(上下2巻)舞台は昭和初頭に開催された日本縦断の自転車ロードレース。実際にツールドフランス日本版のような自転車のプロロードレースが当時行われていたことをはじめて知りました。物語は謎のレーサーの主人公がプライベーターながら企業チームやドイツナショナルチームに挑んでいくなかで、過去の因縁との葛藤や他の選手との協同戦線から生まれる友情がテーマです。題材がとても新鮮で面白かった。

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2011年09月13日

Posted by ブクログ

なにこれ.すらすらと文章は流れていくのに,中に入ってる情報は凄い量.下巻が楽しみ(というか,広げた風呂敷を畳めるのか?というか...).

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2009年10月04日

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