【感想・ネタバレ】ファイナルガールのレビュー

あらすじ

「佐藤って、ああいうムキムキの男がタイプなの?」「私は下が見たいの。せっかくの屋上なのに」「なあ、ムキムキの男がタイプなの?」「だからプファイフェンベルガーのはなしをするのはいやなんだよ」「まおえがはじめたんだろ」(「プファイフェンベルガー」より)。芥川賞作家が贈る恋愛小説集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「大自然」★★★
「去勢」★★★
「プファイフェンベルガー」★★★
「プレゼント」★★★
「狼」★★★
「戦争」★★★
「ファイナルガール」★★★

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2015年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編

自然とは呼べない美術館でのキャンプで、眠る妹を置いて夜中にひっそりと会う深海魚。
電話口からいつだってストーカーをしてくる存在と、少しも恐怖を感じない矛盾とクマの防犯ブザー。

亡くなった海外の映画俳優を思いながら映画館で閉じ込められる佐藤と伊藤。
虫歯があるとキスをしてから宣言され親知らずを抜歯した家庭教師と教え子で恋人の16歳の少女。

5歳のときに家に来た狼が再び現れたときのために体を鍛えたが、いざというときに怖気好き細くか弱い彼女に助けられた同棲初日。
小説の脇役サイモンに心奪われ、彼氏と別れ戦争により天涯孤独になろうとも、一番に悲しむべき死は存在しないサイモンただ一人だった。

母は自分の命と引き換えに娘であるリサを連続殺人鬼から救ったのは母が30歳頃のことで、
リサもきっとそのくらいで娘のために死ぬと思いきや、襲ってくる連続殺人鬼からを次々と叩きのめして生き延びる人生であった。

不思議な話。理解できないわけではないけれど、正直なぜそうなったのかとかよくわからない。
だけど、嫌いじゃない。爽快に連続殺人鬼を殺していくリサがうけた)^o^(

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2015年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

装丁がすごく好き。作品の雰囲気も好き。一風変わった雰囲気の恋愛小説。藤野可織の文章というのはすごく独特。作品がもつ世界観も独特。ベタベタや甘々な恋愛小説に飽きた方におすすめ。

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2014年04月13日

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