【感想・ネタバレ】般若心経実践法(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

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ほとけの心は「で・あ・い」の三つに尽きる。「で」は「デタラメ!」、「あ」は「あきらめ!!」、そして「い」は「いい加減!!!」。何とも過激奔放なひろ・さちや流辻説法だが、「!?」と耳を傾けるうちに、目からウロコがポロポロ、生きる勇気が湧いてくるから不思議だ。『般若心経二六二文字の宇宙』で般若心経の精髄を説いた筆者が、本書では一転、その実践を具体的に語る普段着の辻説法だ。苦しかったら無理をしない、もうひとつの物差しを持とう、苦の中にある楽を見つけよ…肩の力がスッと抜けてゆく勇気のメッセージ集。巻頭に般若心経全文を折り込む。

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

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Posted by ブクログ

仏教徒ではない僕が解釈、と使うとおかしいからジョークとしますが、行き過ぎたジョークに首をかしげてしまう部分が多々ある。屁理屈じゃないかと思うし、それは反対から見れば自らを否定しているのでは?という叙述についてです。しかしそれこそ、ひろさちやの言いたいことなのかもしれない。
仏教は『で・あ・い』であり、でたらめ・あきらめ・いいかげんであると著者は書いている。仏教に共通する認識なのかはわからないが、少なくともひろさちやの説く仏教を理解するうえでは基本の考えとして、つねに反復しながら本書を読むといいでしょう。
内容は『で・あ・い』に終始しています。仏さまという言葉が何度も出てきて嫌悪を持つ人もいるかもしれない。そういうときに僕は、仏さまという単語をはずして解釈していました。研究するわけじゃあないんだし、書かれていることを実生活になじませられれば、誰だっていいと思うからです。それも『で・あ・い』の精神ですたぶん。

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2010年06月11日

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