あらすじ
大手商社に勤める綿貫充彦は、関西から単身赴任で異動してきた須藤斎課長に好感を抱いていた。有能で女子社員からも人気のある須藤だが、部下の肉食系女子社員・小峰から強引なアプローチを掛けられて困っているところを、偶然居合わせた綿貫が助けて以来、二人の距離はぐっと近くなり!? 書き下ろしでお贈りするビタースウィートな大人の純愛!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
恋愛感情を示してきた相手に対して戸惑いながらフェードアウトする。
いい歳をした課長がなにやってるんだと。
充彦に対して、課長に対して、竹本に対して、ついでに小峰に対して
イラっとしながらも、
戸惑いが変化していくのを丁寧に読んだ。
Posted by ブクログ
とにかくあの女子キャラにムカついた。
あれが起爆剤なんだろうが、とにかく嫌w
そしてあて馬というにはあまりにいいヤツすぎる竹本に情が移るという。
『もう【オトナ】な上司はどうでもいいじゃん!竹本にしなよ竹本に!』→あげく引き際まで綺麗!→んもうっ!逃がした竹本は大きいぞ!wwww
などと思いつつ読み終えました。
上司?? んまぁ仕事はできるし大人だったけれど恋愛はまるでお子様だったのねと。絶対竹本の方g・・・wwwww
Posted by ブクログ
攻め:須藤斎
受け:綿貫充彦
ゲイの充彦は課長である須藤を心密かに思っている。ある日社外で会った事でプライベートでも会うようになり、須藤はただ自分を部下として可愛がっているだけだと思っていてもつい期待しそうになり…。
あとがきで「感情の流れを少しずつ追いかけてい」く恋愛が書きたかったと遠野先生が言われているとおり、纏まるまで焦れました。
変な女の部下に攻めが迫られ変な噂にまでなって、二人の感情よりそっちが最初は花が大きかった。そして打ち明けたものの、須藤は充彦をそんな目では見られず今までの友人としての関係すら無くなって。
しかも後半三分の二も過ぎた頃に新たに受けを好きになるキャラが登場したり、ちょっとどうなのかなと思いました。
充彦は控えめなのか大胆なのかよく分からない。嫌われないようにと思っていながら告白したり、これ以上嫌われたくないと思っていながら、いきなりキスしてみたり。
須藤にしてみれば、当て馬が現れた事が自分の気持ちを知ったきっかけにはなったと思うけれど、当て馬出現にはちょっと唐突さを感じました。
それと竹本が充彦の気持ちを知って去っていくなんて、展開が都合が良すぎたのがどうかなと思いました。
まあ、でも遠野先生らしかったかな。
Posted by ブクログ
上司である須藤に密かに想いを寄せている綿貫。
須藤は既婚者で単身赴任している30歳で課長になった超エリート。容姿もスタイルも上等な男、だ。
大阪に妻を残し本社に勤務している彼は女子社員からも熱い視線が集まっている。
会社で須藤に会える、言葉を交わせるだけで嬉しいと感じていた綿貫だった。
小峰という狙った獲物は絶対落とすと豪語する女子社員が盛んに須藤にアプローチを掛けるが知ってか知らずか須藤は気に留めていない。
そういう綿貫も女子達の間では「綺麗すぎて近寄りがたい」とか「観賞用の男」とか言われているのだが。
そんな綿貫が小峰に言いよられて困っている須藤を助けた事から二人の距離は縮まっていくのですが。。。
全体的にお話がぬるい様な、これと言って心に残る内容が思い出せませんでした。
麻々原さんの絵が麗しくて何より、でした☆