あらすじ
静かな町の片隅に佇む瑠璃宮古物店には、いつしか奇妙な力を持つようになった古物ばかりが売られている。会いたいと願う相手が夢の中で扉の前に立つドアノブ、明日に起こる出来事が見えるルーペ、曲を奏でる事で噂を流す事が出来るオカリナ…静かな老夫婦が、未来明るい少年が、娘を手放せない父親が、奇妙な古物の力に翻弄されていく…。謎の多い美人店主・真央の明かされる過去。そこには、あの男との因縁があった…。美女と古物が誘う大反響ダークサスペンス第五幕。
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Posted by ブクログ
女もぐろふくぞう瑠璃宮さんの「過去」がちょっと分かったり。
要さんのはなしが一段落したね、と言う事で、ちょっともう一回最初から読み直そうか。
カスミさんかわいいね、安心して可愛いね。
Posted by ブクログ
ドアノブという、日常で当たり前に触れているものに情念が宿るという発想が怖い。
開けるという行為そのものに込められた執着や願いが、こんな身近な道具に染み付いているかもしれないと思うと、日用品の見方が変わる。
糸とホッチキス、どちらも「繋ぐ」「留める」道具というのが共通していて、人と人との関係の縁が、
こうした小さな道具に仮託されているのが面白い構成だった。