あらすじ
日曜日、著者は酒のお供にと『荘子』を取り出した。超俗的で、世人を煙に巻くような文章を読みながら、「わからない」ことの醍醐味にどっぷり浸かってゆく。雲をつかむような話ばかりだけれど、固くなっていた頭がほぐれ、おおらかな気持ちになれるのはどうしてだろう。一風変わった角度から荘子の思想に触れる「こんにゃく談義」のはじまりである。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
日曜日、著者は酒のお供にと『荘子』を取り出した。
超俗的で、世人を煙に巻くような文章を読みながら、「わからない」ことの醍醐味にどっぷり浸かってゆく。
雲をつかむような話ばかりだけれど、固くなっていた頭がほぐれ、おおらかな気持ちになれるのはどうしてだろう。
一風変わった角度から荘子の思想に触れる「こんにゃく談義」のはじまりである。
[ 目次 ]
日曜の朝、わたしは寝坊した。
序章 荘子、夢で胡蝶となる―パラドックスの予感
第1章 世界の眺め方(この現実を鵜呑みにしよう;因果という虚構は捨てよう)
第2章 言葉の使い方(基礎づけ主義は断念しよう;状況に応じて言葉を使おう)
第3章 知識の捨て方(概念図式の概念は忘れよう;あるがままに生きていよう)
終章 渾沌、七つの穴に死す―絶対的無分別の悲哀
日曜の夜、まだ眠くないけど。
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]