【感想・ネタバレ】人を動かす力、お金を動かす力のレビュー

あらすじ

知識や技術に溺れるな。
「信頼」以外は何もいらない。


「プロモーター」

それは、イベントに必要なお金、場所、人、時間……
これらすべてを統括管理する人間のことであり、
「人を動かす力」と「お金を動かす力」の二つが必要とされる職業のこと。

著者はマイケル・ジャクソンやローリング・ストーンズ、マドンナなどの
超大物のコンサートツアーから、NBAや大リーグなどのスポーツまで、
数々の大型興行を成功させ、
「伝説的プロモーター」としてその名を轟かせる人物。

そんな著者が、業界の慣習を壊し、
スーパースターたちから要求される無理難題をクリアし、
そして一癖も二癖もある怪しい人物たちと交渉してきたなかで
培った仕事の哲学とは?

大物や大金を動かし、大きな仕事を成し遂げるための秘訣がここにある!


※目次より

● 愚直は魅力的だが美徳ではない
● 文化、国籍が違っても絶対に話が弾む二つの話題
● 一度でいいから死にものぐるいでサクセスを!
● なぜ欧米人は会食に配偶者を同席させるのか
● 努力と礼節の蛇口は全開にしておきなさい
● 築いた橋を燃やして渡るな
● 信念のある人は何度だってよみがえる
● 本気で怒る三流の人、演技で怒る一流の人

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Posted by ブクログ

人とお金を動かすのがビジネス。ならば、どうすれば人とお金を動かすことができるのか?それは『信頼』である。マイケル・ジャクソン、ローリング・ストーンズ、マドンナ…海外のビッグアーティストの日本での興行を成功させた強者プロモーターである著者北谷賢司氏がビジネスにとって必要なことは何かを説く書。人脈、情報収集、千載一遇のチャンス、時に強気に時に仮をつくる。ビジネスは愚直にだけでは進まない。成功が成功を呼ぶ。熱意!常に情報収集と情報発信。常に勉強。自分はどのタイプの人間なのかを客観的に分析。流されない。外にアンテナを張り巡らせる。渡る世間は『清規』て『陋規』。橋を燃やすな!『価値のないものに価値をつけて、それらを金銭に換える』『思い切った金の使い方、決断力、ブランド力の強化』。リードイン・プレイスメント。『"場"の演出』『みんなが苦手とする分野を勉強する』。パッション!!!『平易な言葉でいかに相手を感動させるか』⇒『読書』!!!。とりあえず謝らない!!!『"戦略"は楽観的に"戦術"は悲観的に』

0
2011年10月30日

Posted by ブクログ

信頼こそが成功の扉をひらく。マイケルジャクソンやマドンナなど超大物の日本公演を実現させてきた伝説的プロモーターが語る仕事の哲学。

世界を舞台にライブエンターテイメント業界で実績を上げてきた著者だけに、その語る言葉は強い説得力を持つ。
プロモーターに要求されるのは、人を動かす力とお金を動かす力であり、それを成り立たせているのは人からの信頼。

本書にはその信頼を得るための具体的な方法が経験を交えて語られており、その内容は分野は違えど、どんな業種にも応用が効くと自分は感じた。

チャンスのもとへ駆けつける脚力を鍛えよ

一度でいいから死にもの狂いでサクセスを!

情報収集と情報発信は同じ

築いた橋は燃やして渡るな

信念のある人は何度でもよみがえる

その他数多くの、著者が人生でつかんだ人を成功へと導く智慧が本書では余すことなく述べられており、正直1500円では安いのでは、と思わせるぐらいだ。

欧米人との駆け引きや交渉の仕方なども大変興味深く、これから世界を相手に生きていかなければならない日本人にとって役立つ知識も満載だ。

誠実に仕事をし、信頼を得る。言葉にしてみれば簡単なこの行為がこれほど力を生むとは本当に驚きである。

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2011年10月19日

Posted by ブクログ

何事も一人では達成できない、何事も学び続けなければ達成できない。

そんな事を改めて教えてくれる本。

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2011年12月31日

Posted by ブクログ

人やお金を動かすためには「信頼」を得ることが必要。それでは、「信頼を得るために必要なことは何であるのか」という点にポイントを絞り、著者の経験事例に基づき分かりやすく纏められている。
信頼を得るためには・・
・とにかく死に物狂いで実績を作る
・徹底的な情報収集と情報発信
・信頼の橋は燃やさない
・信頼されるためには「役者になる」ことも必要
など、書かれているのは言われてみれば納得の内容なのであるが、いかにこれらを日常的な思考に落とし込み、習慣化することが大切であるかという点に気付かされる一冊。
また、信頼を得るためには自分自身の成長が不可欠であり、そのための考え方も参考になる。以下は個人的に気に入った言葉。
・「正しいことは正しい」そう言える覚悟なしに真の成功はありえない。
・正論で戦う人はつぶされても、つぶされても、また起き上がり、ついにはトップに近い位置についている。自分の軸にブレがないから起き上がることができるのである。
・信頼を得て成功したいなら一生勉強。この覚悟は必要。
・「広く浅く」よりも、社内でまだあまり人がやっていないこと、自分にしかできないことを徹底的に勉強するほうが「必要な人間」になれる。

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2012年01月22日

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