あらすじ
「大人ぶってんなよ、おっさん」
組員全員が過保護状態で守ってきた律哉だが、そんな中でも極めつきの『溺愛』は若頭の諒二だ。――こっそり寝顔にキスしていたくせに律哉に煽られ、つい暴走してラブホで乱暴に抱いてしまった諒二と、大人と子供の狭間で揺れ動く律哉。恋愛下手すぎる二人に周囲はハラハラし通し。そんな折、シマをかけての壺振り勝負の挑戦が律哉のもとに…。
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Posted by ブクログ
組員のみんなにお嬢、と呼ばれる律哉と諒二のお話。壺振り対決まで予想通りの展開だが、その予想を裏切らなさが逆に気持ち良い。紅葉先生の描写相変わらず素敵な言葉達で埋められており、約10年前に出版された本だが、紅葉節はすでに完成されているようで、とても気持ち良く読める。なかなか名前を呼ばない諒二のまさかの律っちゃん呼びに、ビビる。