あらすじ
300万円超といわれる結婚式。予算がなかったり、親からの援助も期待できなかったりと、理想の結婚式を諦めてはいませんか?ほぼ言い値のブライダル業界では、交渉によって安くすることができます。新郎新婦の地元で2回披露宴をしなければいけなかった著者が、費用対効果を考えた「豪華で激安な結婚式」の秘密を教えます。
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Posted by ブクログ
超おすすめです。
この本の内容、ブライダル業界の人泣かせな気もするが、後書きを読んで、挙式を増やすという意味でももう少しブライダル業界の価格設定などは見直したほうがいいのではないかと思った。
著者のメッセージが業界の人に伝わってほしい。
ブライダル業界のビジネスモデルを理解した上で、クオリティを下げず費用を抑えるかを追求した本。
一部めんどくさそうと思ったところもあったが、交渉のところなどめっちゃ参考になった。
以下、自分向けの備忘録。
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費用を抑えるポイントとしては3つ。
①外注②値引き交渉③自作
前提としてブライダル業界はリピート率が低く、単価が高い。顧客も限られている。
そのため広告費がめちゃくちゃかかる。
広告かけてるところは広告費も乗せられてるので注意が必要。
そしてとにかく契約を取るため囲い込もうとしてくる。
契約前の値引きの提示に踊らされてはいけない。
結婚式をする上で妥協してはいけないのが会場と料理。
一番目につくし、常に身近にあるものだから。
他は外注でもOK。面倒なところは手間賃を払うつもりで式場に任せてもいい。
料理は試食すること。
パックは仏滅専用パックなど特殊なものを除くとお得でないことが多い。内訳を確認するのが大事。
会場決定後が最も値引き交渉がしやすいタイミング。
決定後の交渉は難しい。
式場も外注も前払いはダメ。
見積もりにない費用を請求されたら折れない。
交渉にあたっては式場で原価がかからない点が良い。
例えば持ち込み料や親族控室使用料など。
予算が少ないからかなりの部分を持ち込みや自分たちで用意しようと思っていると伝えておく。
式場が顧客を紹介することで報酬をもらえるもの(提携業者の紹介)は費用がかからない招待状や引き出物で受けておくといい。
とにかく金額の多いもの中心にコストカットする。
値引き交渉はお上品に行う。
カメラマン外注時にはたくさん写真を見せてもらったりするといい。動いているものを撮ることが苦手なカメラマンもいる。
司会者も直接頼むといい。
二次会は飲み放題なしがいい。