あらすじ
「助けた礼もしてくれないのかい?」貴族の娘・透子に夜這いしてきたのは、盗賊から助けてくれた麗しい貴公子。紳士的だけれど褥では放埒な景公。熱く抱擁され、蕩ける舌遣いに翻弄されるうち、巧みな指先は花びらの奥へ――。徐々に彼に惹かれ、その手管に潤んでゆく、いたいけな姫君の肢体。夜ごと睦言を囁かれ、心も身体も初めての恋に満たされていると、彼から求婚されて!?
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Posted by ブクログ
都の外れで女房とひっそりと生きていた透子の元に、盗賊が現れ、それを偶然居合わせた公達の景公が助け、無邪気な透子の仕草に魔が差してそのまま夜這い。
最初のピロローグからも透子と景公が過去に出逢っていたというのは分かりますが、夜這いのところでは、二人ともそれには気付きません。ということは、景公は盗賊から助けた姫をそのまま自分のものにしちゃったってことなんですけど、そこがちょっと微妙な感じ。
一夜の慰めにするつもりが、ついつい透子の無邪気な言動にはまっていく景公の様子とか、クールなところが崩れていくのはいい感じですけど。
次は透子の女房の皐月と惟忠ってのもいいかなって思いました。