あらすじ
中世ヨーロッパ。骨董品や美術品に潜み、取り憑いた人間を死に追いやる悪魔“イル”が跋扈していた。
イルを狩り、人々を守る“システ・ビハード”のマーチは、イルが関わっていると目される謎の集団少女失踪事件を追い、その黒幕「赤い技芸団」に迫るが、その団長は、かつてマーチの家族を皆殺しにした鮮血の女王・ジャンジャギだった!!
ジャンジャギに囚われたマーチを救うべく、仲間が駆けつけるが、ことごとくジャンジャギに撃退されてしまう。
その時、マーチの心臓に封印されていたイルが覚醒、イル化したマーチは悪の根源・ジャンジャギとの最終決戦に挑む…!!
愛と冒険のマーチの物語、ついに閉幕!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
残酷、それでいて(もしくは、だからこそ)優しい話だった、このマーチストーリーは
丁寧で精密で美麗、漫画なんだけどイラストを見ているような気分にもなる
ホントに迫力があって、過激じゃない派手なアクションも、また魅力の一つだった
台詞回しも痺れるし、勉強にもなった
特に印象が強かったのは、マーチ・イルver.の「最高だよ。今まで、俺が見てきた中で、最高に汚くて、ブサイクだぜ!!」
終わってしまったのは残念なのだけれど、こんな話を見事に終結させられたら「続きを読みたい」なんて思えなくなる
それぞれに、自分の思いに決着を付けて、ハッピーエンドを迎えているのだから