あらすじ
森の古城に囚われた令嬢エミーリア。待ち受けていたのは謎めいた伯爵ヴォルフラムに荒々しく抱かれる毎日。何故私に執着するの――? 嵐のように官能を注がれ、穢される身体。抗いながらも、連夜の巧みな愛撫で愉悦に溺れてしまって……。絶望を感じつつ、気になるのは寡黙な伯爵が見せる不器用な優しさ。そして、彼の哀しい過去を知った時、胸の内に不思議な愛情が芽生え――。
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匿名
スゴい展開
最初ヒロインを連れ去っていったヒーローがクズのようだったが
時間がたつうちに心が溶けてゆく。ヒロインはブレずに慎ましく優しい子。それにしても元婚約者のゲスっぷりが凄かった。
Posted by ブクログ
この手のお話だと、無理遣りだったとしても、最中はヒーローはヒロインに優しかったりするんですけど、最初のヴォルフラムは鬼畜です。
妹を殺した相手の婚約者であるというだけで、幸せの絶頂にいたエミーリアを掠ってきて、レイプして、その上身体は奪われたけど、無理遣りだったからと自分を納得させていたエミーリアを今度は感じさせて、心も砕く。
相手憎しは分かるけど、妹の親友だったのにここまでできる?って感じでした。
絶望するエミーリアが、ヴォルフラムの事情を知り、ヴォルフラムが垣間見せる優しさに戸惑い、だんだん愛していくのは、なんとか症候群のようなものかも・・って思いましたけど、まあ最後はハッピーエンドだったからいいんでしょうね。
出会いは最悪だけど、二人がよければいいんじゃないかなって思いました。