あらすじ
「勉強ができる・できない」は家庭学習のやり方で決まる!ノーベル賞受賞者のじつに4人に1人を占めるユダヤ人。そのユダヤ人に代々伝わる学習法「ハブルータ」を日本の家庭にもなじむようにアレンジしたのが、本書で紹介するユダヤ式学習法です。やり方はいたってカンタン。1日20分、親子で「あること」をするだけで、驚くほど成績がアップするばかりか、親子のコミュニケーションまで劇的に改善されていきます。そのすごい成果は、全国1300組の親子がすでに実証ずみ。教科別の取り組み方からテスト対策まで、豊富な実例とともに徹底解説した「家庭学習法」の決定版です。
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Posted by ブクログ
ユダヤ式学習法を学んで、子どもの教育・育児に活かして、子どもの学力を伸ばす。ユダヤ式は授業でやった内容を、子どもが家で親に説明することで、習ったことを「わかる」というレベルまであげる方法です。
・ユダヤ式
1.やる気
2.親子のコミュニケーション
3.ディベート力・論理思考
・2ステップで聞き出す
1.勉強以外の話を聞く(特に悩みやグチ)
2.勉強の話を聞く
→ ユダヤ式をやってみよう
・聞くときは知らないフリをしてやるのもよい
・ユダヤ式に興味を持たせる
→ ユダヤ人がすごいということを伝え、ユダヤ人に興味を持ってもらう
→ ユダヤ人はユダヤ式をやっていることを伝え、やってみようという気にさせる
→ 週3、4日でやりはじめてみる
・ユダヤ式の手順
1.役割:子どもが先生、親が生徒になってやってみる。
2.禁止事項を伝える(早口や省略)
3.まずは何も見ずに授業で習ったことを子どもに説明してもらう
4.できない場合はノートを見て説明してもらう
・楽しくやるのが大事
→ 親は生徒役に徹する
→ ホワイトボードを活用して先生役を楽しく
・親が導く
→ 話の組み立てがわからないときは、授業や説明の目次をつくってみる。
・ほめポイント
→ 過程をほめる
→ 成長をほめる
→ 感謝していることを伝える
・問題解説法
→ 間違えた問題に丸をしておき、子どもが解き方を理解して、親に説明する
・オウム返し法
→ 自分が説明したことを、もう一度子どもに説明してもらう
・国語の図式化
→ 2~5ページの文章を話のストーリーや伝えたいことを図にする。(チャート)
・英語の入れ替え対話法
→ 文章にある単語を入れ替えて練習する
・国語、歴史
→ なぜそうなるのか?
→ なぜそうだったのか?
・テスト対策
→ 英語は単語を覚えるとだいたい読める
→ できないところを繰り返す
→ 類題を出してあげる
・ベルトコンベア法
→ 20秒に5個ずつ覚える
→ テスト
→ 繰り返すことで覚える
・一斉集中タイムという時間を作り、家族みんなで勉強をする。
Posted by ブクログ
子供にどう勉強をさせるか、興味を持たせるか、成績を上げるかのハウツー本である。
ユダヤ式とは言っているが、
主張していることは結構当たり前のような気がする。
まず、親は子供の目線にたって接すること。
また、子供のやる気を出させる方法として、
「笑顔で、楽しく、目を見て、うなずく」だそうだ。
あと、子供を「教える側」に立たせることが学力向上にとても良いと言っている。
子供が、親や友達に知った事、習った事を教えることでより理解が深まるということだ。
親は知らないふりをすることが肝要である。
こういう子供の勉強(受験)の
ための本が売れるというのも時代の流れであろうか?
こういうことがわざわざ本を読まないと分からない、ということもなんだかな~という感じ。
自分がより理解するために他の人に教えるということは、
大学受験や大人になってからもとても大切な事だと思う。