あらすじ
いつだって、だれだって、人生は軌道修正できる。
本田直之氏初の「自己啓発」小説!
少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジ・マネジメントを提唱し、
ビジネス書のベストセラー著者としても活躍する本田直之氏。
その本田氏が構想をあたため続けた、初めての「自己啓発“小説”」が待望の刊行です。
物語の主人公は、猫じるし出版、広告営業部に勤める27歳の岸田海(かい)。
ある日突然、新雑誌創刊準備室へ異動を命ぜられた海を待ち受けていたのは、
性格も考え方もバラバラ、「わけあり」な8人の仲間たち。
庶務課のオバサン、和田トモコ。
広告営業部のスポーツウーマン、湯川ユウ。
元書籍営業部の弓島ヒカル。
アラフォー、巨体の山崎花子。
バツイチ子持ちの美人編集者、古堂薫。
元売れないミュージシャンの北村エリカ。
史料編纂室出身の変人、野本ゆかり。
エリート編集者、竹下ダイゴ。
売上を立てなければ、創刊準備室は解散、そして解雇。
彼らは、新雑誌創刊に向けて、はたして走り出せるのか――?
くり返し押し寄せてくる困難に打ち勝ちながら、個性豊かな仲間たちや仕事相手と繰り広げる波瀾万丈の物語。
笑いあり、涙あり、そして仕事のヒントや人生の気づきも得られる新感覚の「自己啓発」小説、
どうぞじっくりと味わってみてください。
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Posted by ブクログ
チェック項目6箇所。「外部要因思考といってね。うまくいかない原因を外に求めている限り、何も支えられませんよ。わたしは、そういう考えの人を、理解したいとは思いません。『天気が悪いから出かけられない』と文句を言うより、傘をさそう、車に乗ろう、いっそ雨に濡れてみよう。なんでもいいから自分で変えられる部分を変えて、『とにかくやれることを実行する』のが、わたしの流儀です」。「ポジティブ・シンキングっていいと思うけど、昔から、それだけじゃ足りないって思っちゃうタチなんです。行動しないと意味がない―ポジティブ・アクションにしなくちゃって」。「みんな、一日のうちでいちばんたくさん時間を使ってるのが仕事なのに。、愚痴とか文句ばっかり言うじゃない。海も前は、そんなとこがあったよ。でも今は違う。すごく楽しそうに、会社のことを話してる。わたしね、好きな人が何かに一生懸命になってるとこを見ると、とってもうれしい」。「中国ではブタについて、こんなことわざがあるらしいんです。『日本人は一人だとブタだが、三人集まれば龍となる。中国人は一人なら竜だが、三人集まるとただのブタ』」。「成功はすべて自分の手柄、失敗はすべて自分の責任、それにくらべて、僕はどうなんだろう―」。