【感想・ネタバレ】甘く危険なナンパ刑事 2のレビュー

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Posted by ブクログ

甘く危険なナンパ刑事2巻(完結巻) 西森博之 小学館少年サンデーコミックス 
ISBN4091224725 390円(税込)1991年1月15日初版
【ストーリー】
全2巻の完結巻。ますます活躍のナンパ刑事。収録内容は下記の通り。
記憶喪失になった相沢が女子高生・由美子をヤッチャンから庇う「俺は殺し屋だ、ホレんなよ」、由美子のご近所のタバコ屋が地上げ屋の嫌がらせで焼失し、店のおばあちゃんが投げ出されてしまった。相沢が殺し屋だと信じている由美子はなんでもるするので助けて欲しいと懇願するが・・・「あたし、なんでもします」、ヤクザの事務所を爆破してしまった相沢。追っ手はなんとかつての相棒・権藤・・・・顔を見られる前に振り切らねばならない「権藤の執念と相沢の快感」、女子高の刑事連続傷害事件を追い教師として潜入する相沢。背後から襲われた被害者に一様に顔面に怪我があるのが奇妙と言えば奇妙・・・「こ、これは不幸な事件だ」、万引きを繰り返す女子高生・恵を放っとけない相沢は・・・「パパと同じタバコのにおい」、恵にすっかり気に入られてしまった相沢は、彼女の母親に紹介されることになるが・・・「男は根性、なせばなる」、恵の弟・孝輔は相沢に何かとつっかかっていくが、由美子を家に送る役目を与えられる「男・孝輔、強くなれ」、麻子の子ども時代のトラウマと麻子が男に頼らず自立したがる理由が明かされる。偶然ヤクの売買の現場に行き当たるが敵は手ごわい。相沢と引き離された麻子は一人で戦おうとするが・・・「俺の実力を見せてやる」、冷徹な男・ミウラに奪われた麻子。廃ビルに囚われ足の出血も止まらない・・・救いに来た相沢を助けるため彼の手を振り払うが・・・「ぶっ殺してやる」、麻子を早く病院へ運びこみたいがミウラとその部下が絡んでくる・・・。出くわした孝輔も攻撃され必死で由美子を守る・・・「カッコイーぜ、てめー」、ミウラv.s.相沢。相沢は負傷しミウラは手負いのまま逃亡。ところが上からの命令で事件は警察の手を離れてしまう・・・「怒り心頭の千葉北西警察署」、ミウラのもとへ乗り込んだ相沢。最後の対決とその後始末「すばらしい奴、相沢光司」
【感想】
家を燃やされたおばあちゃんの哀愁など、表現がさりげないのにすごく胸にくるものがあります・・・・。爆破してみたり、思い切りのよいギャグが冴えまくり。女子高の謎の教師傷害事件は『Cat’s Eye』のワンシーンを思い出しました(゚―゚*)対ミウラ編の緊迫感がすごい。ミウラ怖い男です。麻子の過去とか、結構怖いエピソードが色々。刑事モノだけあって題材がオトナっぽいです。最後もまた素敵な終わり方でした。自分が思う以上にこの作品にハマっているみたい。続きがあれば是非読みたい作品です。番外編は『今日から俺は!!』38巻に2話収録されてます(麻子の自宅を訪れ<姉?>のシャワーシーンを覗いてしまった相沢が兄妹に振り回されながら麻子とデートするための策を弄する「とんでもない兄妹だ」、麻子と由美子が風邪で寝込む相沢のアパートへ見舞いに行く「俺って幸せ!?それとも不幸!?」)。

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2009年10月04日

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