【感想・ネタバレ】花咲家の人々のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
風早の街で戦前から続く老舗の花屋「千草苑」。経営者一族の花咲家は、先祖代々植物と会話ができる魔法のような力を持っている。併設されたカフェで働く美人の長姉、茉莉亜(まりあ)。能力の存在は認めるも現実主義な次姉、りら子。魔法は使えないけれども読書好きで夢見がちな末弟、桂(けい)。三人はそれぞれ悩みつつも周囲の優しさに包まれ成長していく。心にぬくもりが芽生える新シリーズの開幕!

【感想】

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2017年08月04日

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ネタバレ

外で、読まなくて良かったです。最後のお話「十年めのクリスマスローズ」を読んでいたら、涙が止まらなくなりました。最後に家族全員の前に現れたお母さん…。消えた姿を追って、庭に出たりら子が見た光景。クリスマスローズと小さな野草たちが全て枯れていたというくだりには、胸が詰まりました。みんな少しずつの後悔を持って生きているから、優しくなり、生きとし生けるものが大事に思えてくる、平和への祈り、幸せへの祈りが聞こえてくる花咲家の日常が愛おしく、素敵なお話でした。

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2016年11月20日

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ネタバレ

風早の町で古くから「植物と話ができる」能力を持つ一族の話。それぞれ違った形で植物と接触でき、だからこそ優しすぎ、傷つきやすい家族たち。
あまりにも綺麗で優しすぎ、こんな人は居ないと思うと少し寂しくなります。

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2016年03月16日

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ネタバレ

植物と寄り添い、助け合いながら暮らす一族。そして、その周りの人たちの物語。
暖かくて優しい不思議な話なんだけど、どの話もちょっぴり切ない。それでも希望があって好き。

どの話も好きだけれど『十年目のクリスマスローズ』が一番好き。311ページからは涙が止まらなかった。

続きも考えているそうなので読むのが楽しみ。
茉莉亜と有城先生が上手くいくといいなぁ。

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2015年07月24日

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ネタバレ

花咲茉莉亜
長女。夕方のラジオパーソナリティー。花屋の看板娘、カフェ千草の経営者でもある。

花咲りら子
次女。高校生。

花咲桂
末っ子。小学生。

野々原桜子
ラジオの人気アナウンサー。

花咲草太郎
父親。私立の大きな植物園、風早植物園の広報部長だった。

花咲優音
母親。元から病弱で、風邪をこじらせて亡くなった。

木太郎
祖父。千草苑。一流の庭師で若い頃は有名なプラントハンターだった。

磯貝唄子
近所の屋敷に住んでいる、知的で美しい。随筆家。

石田
桂の担任。りら子も受けもった恩師。

真岡野乃美
りら子のクラスメート。学校のそばの古い文房具屋兼雑貨屋兼本屋の娘。

磯貝皓志
唄子の夫。病で亡くなった。木太郎、唄子とは、風早の街で生まれ育った幼なじみ。

有城竹友
この街在住の新人少年漫画家。

怪盗
三角屋玩具店のおじいちゃん。灰色の鷹。

十六夜美世子
有名なイラストレーターだった。

秋生
桂の同級生。

鈴本翼
桂の同級生。

佐藤リリカ
桂の同級生。帰国子女。

金髪の中学生
川に流されている猫を救った。

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2023年12月01日

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2020/1/7
たぶん今はこれじゃなかった。
欲してるのはこのどこを切っても美しい物語じゃなかった。
雑多なものの中から美しいものを見つけたい。
そっちの方が好き。
買い物も宝さがしみたいな店でしたい方やし。
でもドンキは苦手。
今シャーロック(BBC)で心がビンビンなのでこんなふわふわで撫でられても皮膚に到達する前に吹き飛ばしてしまうわ。
なんかそんな感じ。変なの。

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2020年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

植物と話ができる一族。
花咲家の三兄弟 まりあ、りら子、桂。
それぞれが、死んだ母への思いを抱えながら、
植物やまわりの人との交流で癒されたり成長したりするかんじかしら。

金木犀が出てくるシーンでは、香りを思い出して、懐かしかったな。
1章のクリスマスローズが4章につながっていくんだねぇ。

泣いた人魚の絵が見てみたいなぁと思った。


最初、なんだか流れがつかめななくて読みにくいかと思ったんだけど、
3人の話をしているのかと思えば
装飾や唄子さんの長い挿入話があったりして、
その切り替えが難しかったんだな。と後で思った。
エンディングは切なかったけど、よかったな。

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2014年09月23日

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