あらすじ
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《容赦なくシンプルに考えたとき、世界を変える“奇跡の瞬間”がやってくる》
1970年に創業し、たった10数年で世界最大の広告会社へと成長したサーチ&サーチ。
その創業者サーチ兄弟が1995年、新たに創設した広告会社M&Cサーチ。
常識をくつがえす発想で、広告業界のみならず、経済や政治にまで広く影響を与える2つのサーチ社で40年に渡って受け継がれるトレーニングマニュアルをもとに、本書は作られました。
サーチ社の起業理念は「Brutal Simplicity of Thought（＝容赦なくシンプルな思考）」。
巨額の富をもたらす新発明、常識をくつがえす偉大な発想、世界の人々を動かす強力なメッセージ──。
こうした「不可能を可能にするアイデアは“徹底的なシンプルさ”から生まれる」
これがサーチ兄弟の信念です。
彼らは、シンプルな発想を自社のすみずみにまで浸透させ、実行にうつすために独自のトレーニングマニュアルを長年、受け継いできているのです。
信号、地下鉄、エレベーター、ファスナー、辞書、ティーバッグ、有刺鉄線……。
こうした歴史的発明の数々は、ムダを削ぎ落とし、シンプルな問いを取り出せたときに生まれた、ということを、本書は体験させてくれます。
本書を通して、奇跡の発想が生まれた数々の瞬間を体験するとともに、世界を変える強力な発想が生まれる道筋を理解し、自分自身で応用するために活用していただきたい1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シンプルとは、手抜きやはしょったりすることとは違う想像を絶する苦労が必要。でも偶然生まれるシンプルさもある。いずれであってもシンプルさは人の心を打ち、記憶に残る。たった108ページのシンプルな本は強烈なメッセージを放っている
Posted by ブクログ
本質を考える。
そのプロダクト、考えが、世界にどういう影響を与えたか。
それは社会においてどういう役割を果たしているか。
文字があることで、死んだ人のことばを聞け、まだ生まれていない人に話しかけられる。
自転車は女性を解放した。
灯りは夜を昼に変えた。
ネクタイはステータス。
宇宙からの地球の写真が、グローバル企業の思想の原点。
円グラフでビジュアル化することが命を救う。
透明の瓶はもっとも説得力のあるパッケージ。
窓の修理が町の治安をよくする。
神をつくることが、人々をお行儀良くする。
Posted by ブクログ
シンプルな言葉はわかりやすい、ゆえに世界を変える力を持つ。
そういう前書きが素晴らしくて、わりと本文のアイディア紹介はふーんって感じだったかな。
でもまあ、頭を柔軟にして、固定観念を捨てるって例としてはいいと思う。
アメリカで有名なリサーチ会社？の本。
Posted by ブクログ
こういうシンプルな本っていいですよね。
シンプルからアイデアが生まれる。
ごちゃごちゃ考えない。
うん！素敵だ！
常に情報にアンテナを張りながらシンプルに考えることが大切ですね！
※なぜ地球の3分の1にしばられる必要があるのだろう？
Posted by ブクログ
物事をシンプルにするのは、複雑にするよりも断然難しい。スローガン、キャッチコピーはシンプルなほど良い。シンプルな発想で世界を変えた48の発明品をシンプルに紹介。世の中は複雑すぎるよ。
Posted by ブクログ
発想法を論理的に紹介している本ではないから、それを期待してはだめ。いわば簡単なケーススタディから、帰納的にアイデア発想法を探求することを求めているスタンス。
●主要なメッセージ：とにかくシンプルにせよ。考えよ。さすればひらめかん。
・公園の歩道にいつも座っている男がいた。薄汚れた帽子をおいて、物乞いをしている。帽子の横にはこう書いてあった、「私は目が見えません」。通行人は彼に見向きもしなかｔったが、ある日一人の広告マンが通りかかった。彼はメッセージを一言書き加えた。すると道行く人がどんどんお金を入れてくれるようになった。なぜ？こんなふうに書き換えただけだった。「春がやってきました。私は目が見えません」。
