【感想・ネタバレ】恐ろし語りのレビュー

あらすじ

座敷童に山の神、土着の禁忌など、神、妖怪、神話や民話といった民俗学をモチーフにした、楠桂渾身のホラーコミック。

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Posted by ブクログ

やっとホラーを描いてくれた!
楠さんのホラー作品が大好きなだけに、とても嬉しいです。お話も女の情念溢れる話が多く、楠さんらしく思います。
ただ残念なのが、ずっとラブコメばかり描いてらっしゃったせいか、絵が萌え系になっているのが気になりました。
黒目がちで大きい目と全体的に丸みを帯びた絵柄では、怖さが半減してると思います。
あと、個人的に楠さんの持ち味だと思っていた残酷描写がほとんど描かれていなかったのですが、倫理的な問題か何かでしょうか?
小学生の頃に『妖魔』のOVAを見て、そのグロさで長い間トラウマになってしまった頃が懐かしいです。
またどんどんホラーを描いてほしい!!!!

1
2010年02月15日

Posted by ブクログ

 ままありがちなホラー。楠圭さん本人よりかは高橋薫さんのほうをわたしは知っているのですけれども。

 花嫁の幽霊が、山の中で見捨てられた婚約者を探して彷徨っている。その声がわかる男性。
 座敷童の住む一軒家。でもそれは本当に座敷わたしなのか。
 神隠しのことをあざらわう外部の人間。そうしてつぶやく禁忌のことば。
 川に住まう姫は男性を引きずり込む恐ろしい化け物。
 神様の敷地に埋めてしまえばだれにも見つからない。
 あやかしの住まう家。
 短編集。そこまで怖さはない。

0
2014年08月08日

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